あの名馬は今~2019年ロジックの現在~
南相馬のお馬さんの旅、今回は2006年のNHKマイルカップの勝ち馬ロジック号に会ってきました!
2005年にデビューしたロジックはレースで常に3着以内に入る堅実さを見せ、歳が明けた2006年もシンザン記念3着、アーリントンカップ2着、ニュージーランドトロフィーも3着と安定した成績を残し、本番のNHKマイルカップでは3番人気に支持されて見事勝利を収めG1ウイナーとなりました。
その後は1度も3着以内に入ること無く、それまでの堅実さとはかけ離れた成績となってしまうのですが・・・(でもダービーでも5着に入る健闘を見せています。)それでも立派なG1ウイナーです。
引退後は誘導馬を務めたあと三木ホースランドパークで乗馬に、その後は福島県東白川郡棚倉のルネサンス棚倉乗馬クラブを経て、南相馬にやってきたようです。
そういえば棚倉乗馬クラブでクラリティスカイを見学させてもらったときに受付にロジックのゼッケンが飾られていました(写真撮ってないけど)。この記事を書いていてロジックが在籍していたから飾ってあったんだとやっと気づきましたw
さてロジックですが、見学にお邪魔すると厩舎から外に出してくださって、明るい場所で写真を撮らせてもらうことができました。写真は逆行になっちゃったけど(汗
ロジックの流星って左の鼻の部分まで掛かってるんだなあ。こうして見ると流星の部分はかなり広いです。
脚は左の後ろだけ白い左後一白ってやつですね。
ロジックのプレート。重賞勝ちは1つですが赤字ひときわ目立つNHKマイルCの文字。
さっきの写真は逆光だったので違う角度から。
ほぼ一緒の写真でごめんなさい。ちょっとだけ頭をあげた状態。
誘導馬や野馬追を経験しているせいかそれとも歳をとったせいなのか大人しくて初対面でも触らせてくれます。
しばらくしたら広い運動場へ移動させてもらって自由に過ごしていました。
草を食むロジックです。
野馬追や地域のお祭りの時以外は悠々自適に過ごしているみたいで何よりでした!
2024年1月20日に亡くなったそうです
引退名馬情報訃報2006年のNHKマイルCを優勝した ロジックが1月20日に死亡したとの連絡がありました。 21歳でした。 現繋養者であるDEEP FIELD(福島県南相馬市)の深野高広代表からのコメントを掲載いたします。https://t.co/snL3MKy7TX pic.twitter.com/qNlv5jIZr6
— 公益財団法人 ジャパンスタッドブックインターナショナル (@JAIRS_JP) January 22, 2024
公益財団法人ジャパンスタッドブックインターナショナルより2024年の1月20日に亡くなったと発表されました。
合掌・・・
見学の際は引退名馬のページを参考にどうぞ。
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あの名馬は今~エモシオンの2019年現在~白井牧場不二ファーム乗馬クラブにて
1998年のクラシック世代。スペシャルウィークが注目される中で皐月賞前まで裏街道を歩み、秘密兵器的な存在の馬がいました。
その名はエモシオン。母はオークス馬のアドラーブル、父はトニービンという期待の良血です。
97年の中京3歳Sではメジロマックイーン産駒の期待馬エイダイクインに不覚をとるものの、翌年春のすみれSを快勝し皐月賞では4番人気に推されました。
結局は表街道を歩んできたスペシャルウィークやセイウンスカイには負けてしまい4着、ダービーでは9着と大負けをしてしまうんですが、菊花賞では3着と実力を発揮。
翌年の京都記念を制したときはいよいよ本格化か!と思ったものですが・・・とんと名前を聞かなくなり、故障で休養した後はさっぱりで現役最後は地方競馬で走っていたことを最近知りました。
そんなわけで期待されながらもG2勝ち1つに終わってしまったエモシオンですが引退名馬繋養展示事業によって白井牧場不二ファーム乗馬クラブに繋養されている事を知り、会いに行ってきました!!
2019年・ウインクリューガーとアヴニールマルシェの現在
南相馬の旅でいろんなお馬さんに会ってきたわけですが、今回はその中でも実績上位のこの馬・・・
ウインクリューガーに会ってきた時の様子を書いてみたいと思います。
ウインクリューガーは2003年のアーリントンカップとNHKマイルカップの勝ち馬。NHKマイルカップは9番人気と低評価でしたが武幸四郎ジョッキーを背に人気を覆す勝利でした。
その後は勝ち鞍に恵まれませんでしたが障害に転向し1勝。
引退後は種牡馬として生活していましたが、2015年の日高町スタリオンの閉鎖にともなって南相馬にやってきたようです。
現在は南相馬市の西町ホースパークさんで相馬野馬追に参加してその余生を過ごしています。
こちらがウインクリューガーのプレート。
下のプレートはとある方から贈呈されたものだそうです。
はじめは厩舎に入っていたウインクリューガーでしたが、
お手入れをするということで洗い場に出してもらっていました。
なにやらご機嫌そうなウインクリューガーです。
遠くを見つめるウインクリューガー。
毛ヅヤもとってもきれいでとても健康そうです。
馬体のお手入れが終わったら放牧場へ。
草を食べるんじゃなくて落ち葉を食べていました。茶色いカラカラに乾燥した落ち葉じゃなくて黄色い水分の残っている落ち葉を好んで食べるようです。
駆け足のようなしぐさもみせてとても元気そうで何よりです。
放牧場で悠々自適な時間を過ごしていました。
横目でこっちを見るウインクリューガー。
アヴニールマルシェもいるよ!
洗い場でウインクリューガーの隣に繋がれていて気になったこちらのお馬さん。
オーナーさんに聞いてみると「マイルで頑張った馬だったんだよー」とのこと。
アヴニールマルシェという名前を聞いて調べてみると・・・
重賞勝ちこそ無いものの、なんと新潟2歳S2着、東京スポーツ杯2歳S2着、NHKマイルカップ4着という実績馬ではありませんか!
NHKマイルカップ4着はこの間会ったクラリティスカイが勝ったときのレースでなんだか縁を感じてしまいました。
2018年の障害3歳以上OPを最後に引退し南相馬にやってきていたようです。
引退してそれほど時間が経っていませんが、近づいても噛み付いたりするようなこともなく、性格が穏やかそうです。
アヴニールマルシェも体を洗ってもらってピカピカに。
前カキして催促する様子も見られました。
こちらもとっても元気そうです!
実は以前に南相馬に来たときに近くまで来たはいいものの会うことができなかったのでその点でもウインクリューガーに会えたのは嬉しかったですがG1で好走したアヴニールマルシェにも会えて2度嬉しい訪問となりました!
2頭ともどうぞお元気で!
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あの名馬は今~2019年エアソミュールの現在~
引退馬探訪、今回は2014年の毎日王冠を制したエアソミュール号です。
ちょっと戦績を振り返ってみると・・・
2011年にデビューしたエアソミュールはクラシック戦線には乗れなかったものの2012年秋頃から徐々に力を付け、2014年に毎日王冠を制覇。G1出走こそ無いもののその後重賞を5戦して全て掲示板と堅実な走りを見せていたようです。
毎日王冠を勝ったあとは「なぜ天皇賞を回避したのか」などと当時はいろいろ物議を醸したようですね。
そんなエアソミュールですが左前種子骨靭帯の炎症で引退。吉備高原サラブリトレーニングで訓練を受けて岡山乗馬倶楽部へ転向。そして2019年6月に千葉県八街市の馬事学院に移動してきました。
見学には引退馬ファンクラブTCCへの入会が必要
エアソミュールはTCCに所属しています。TCCとは競走馬の引退後の支援を目的としてファンディグを行う団体です。入会すると特典として所属するTCCホースと触れあったりグッズを購入したりといったことが可能となります。
会費は1000円で特定の馬を支援したい人は会費+半口2000円、1口4000円で支援ができます。自分はとりあえず1000円だけですが会員になってます。
TCCの入会についてはこちらから
いざ馬事学院へ
と前置きが長くなりましたが、事前にTCCのサイトから見学の予約をしておいて、馬事学院へやってきました。
受付らしき建物で見学を予約していることを伝えると係りの人が馬房へと案内してくれました。馬事学院は将来馬に携わる仕事に就くことを目指して高校生や専門学校生が日々技術を磨いているようです。
馬房まで行く間もいろんな学生さんから「こんにちは」と挨拶され、指導が徹底してるなあとしみじみ・・・
エアソ君と対面
そして馬房までやってきてエアソミュールとご対面。係の人はエアソ君と呼んでいるようです。
馬房の前で見学なのかなーと思ったらエアソ君を外に出してくださるそうで、外へ移動しての触れあいとなりました。
外へ出たらまずは砂浴びをするエアソ君。そして草を探しはじめました。こっちのことは知らんぷりです(笑)。見かねた馬事学院の学生さんが草で誘導してこっちまで連れてきてくれました。
目の前までやってきたエアソ君。
とっても優しそうな横顔をしていますが相変わらずこっちには興味ないみたい。
しばらくしたらまた草を探してうろうろし始めてしまいました。
しかーし!持ってきたにんじんに気づくと豹変!にんじんをあっという間に平らげたあとは人参を探してうろうろしはじめました。
「もうにんじんは無いの?」と人の服をくんくん。
「にんんじんどこー?」としばらく周囲を探していました。
エアソ君は馬事学院でも一番というぐらい食べるそうです。でもあんまり食べ過ぎるとテンションが上がり過ぎちゃうから量を調整しているんだとか。
にんじんが無くなったあとはしばらく柵をガリガリやってましたが、もうもらえないと分かると周囲を観察しはじめたエアソ君。
このへんで時間になったので最後に写真を撮らせてもらってお別れです(ピントが背景に合っててごめんなさい)。
エアソ君、これからも馬事学院で学生さんたちと元気にやってください。
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あの名馬は今~2019年サクラメガワンダーの現在~
先日ご紹介したサクラローレルの近況ですが、新和牧場さんにはこんな名馬も一緒に暮らしていました。
https://www.youtube.com/watch?v=csSjR4SYC4Q
サクラメガワンダー。
両親の名前がこれほど綺麗に収まっている名馬も珍しいですよね(笑)
G1では中々タイトルに手が届かなかったものの、古馬になってからは堅実な走りを見せていました。
ドリームジャーニー、ディープスカイ、カンパニー、スクリーンヒーローという豪華なメンバーが揃った宝塚記念では勢いに乗って2着という大健闘ぶり。
現役を引退して種牡馬入りもしたサクラメガワンダーは、現在のんびりと生まれ故郷の牧場で暮らしていました。
サクラローレルのお隣で綺麗な栗毛をなびかせていたのが…
サクラメガワンダー!!!!
草を食べるのに忙しかったにも関わらずすぐに近寄ってきてくれました!
ただメガワンダーくん、草を食べるのが下手くそでそこがなんとも愛嬌があってとっても可愛かったんですよー(笑)!!
草を探して…
根っこのついた草をみつけたメガワンダー。
土まみれの根元を食べたくないばかりにブンブン振り回すという(笑)
↑は根元を取ってあげようとしている図。
もちろんこちらに土がめちゃくちゃ飛んできます(笑)
かと思えば靴に興味津々でガジガジし始めたり…
眠たくなってきたのかあくびをしたり(笑)
とにかく愛嬌たっぷり!!!
人懐っこくてとっても可愛かったー!!!
そういえばメガワンダーくんの子供であるユウキビバワンダーが障害路線で頑張っていますね。
代表産駒として重賞でも活躍出来るよう、どうか無事に帰ってこられるように…お父さんであるメガワンダーくんにも活躍を見守っていてほしいものです。
また会いに行くからね!元気でやるんだぞー!
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あの名馬は今~2018年ソリタリーキングの現在~
引退名馬めぐりを始めて1年以上が経過しましたが、私たちが訪ねているのは中央G1で活躍したような、今現在北海道の大手牧場さんで第二の馬生を過ごしているような馬だけではありません。
(というかそのような馬は前回のツルマルボーイを含めておそらく2、3頭しかまだ会っておりません…これが中々北海道に行く機会が作れないもので…)
どちらかと言えば競馬通なら知っているような、あの頃の名馬の陰に隠れて活躍してしていたような馬が多いです。
名馬は中央で活躍した馬だけにあらず、地方で活躍した雄も沢山いるんだから!ってことで、そんな馬の一頭を今回はご紹介したいと思います!
地方重賞といえば真っ先に浮かぶのは東京大賞典や帝王賞、G1以外であればさきたま杯やマーキュリーCあとはまぁその他諸々ですかね(おい)!
そんな地方重賞を数年前まで賑わせていたのがホッコータルマエやコパノリッキー、ワンダーアキュートやニホンピロアワーズでしたが…彼らと鎬を削って戦ってきた孤高の王を覚えていますか。
https://www.youtube.com/watch?v=gEpQgRcdyLk
そう!今回ご紹介するのはソリタリーキングなのです!
半兄はあの地方で大活躍した雄ヴァーミリアンという良血馬のキングは、主に地方G2G3の馬券内常連だったのでお世話になった方も多いのではないでしょうか(笑)
そんな彼、引退後はノーザンホースパークで乗馬→種牡馬となる予定だったそうなのですが…。
よくわかりませんが何か色々とあったみたいで2018年今現在は茨城県内の乗馬クラブにおります。
※掲載許可を頂いているわけではないので乗馬クラブの名前は一応伏せさせて頂きますね。
netkeibaの掲示板を読んでもそういう情報が一切載っていなかったため、まだノーザンにいると思っているファンの方も多いと思うので…私がここで訂正しておきます!
そもそも私も予めその情報を知っていて訪ねたわけではないのです。
いつものようにリベルタスを訪ねたついでに茨城県をドライブしながら、どこかお馬さんいるところはないかな~と探していた際に偶然見つけた乗馬クラブさんにいたのが彼だったのです。
アポなしで伺ったにも関わらずスタッフさんが馬房内にいるお馬さんの紹介を親切にして下さったのですが、
「この馬地方の重賞勝ってるのでもしかしたらご存知かもしれないんですけど…ソリタリーキングって言うんですよ」
えぇぇぇぇぇぇえええええぇぇぇぇ?!!あのソリタリーキングがこんなところに?!!!!!!
って感じで。
それ以来茨城県に行く機会があれば必ず会いに行っております。
ほら、僕がソリタリーキングだよ!
かわいい顔してますよね!リベルタス同様とっても食いしん坊な子です!
ラックの上に草を置いてあげていたのですが、なくなるや否や前脚をカキカキして催促が始まるんですよ(笑)
草ねーぞ!早く持って来い!って感じでリベルタスとはまた違った俺様感が漂うキング。
さすが孤高の王様!そこがかわいいんだけどね!
もう草ねーぞ!早く早く!
これはニンジン待ちの姿!かわいい!
ニンジンを差し入れしてもいいかと訊くと大丈夫ですよと親切に許可を頂いたので、リベルタスに持っていった余りをおすそわけしました(笑)
そんな感じで食いしん坊ソリタリーキングは元気に茨城県で過ごしております!
また会いに行くからねー!!!
※2020年に千葉県旭市に移動しました。
あの名馬は今~2019年アデイインザライフの現在~
日本競馬史に残る騎手が持つ偉大な記録は幾つもありますが、JRA全馬場重賞制覇もそのうちの1つだと思います。
文字通りJRAの全10競馬場で重賞を制覇することです。
今のところそれを成し遂げた騎手は5人で、昨年秋山騎手が5人目となりましたね。
その4人目である横山騎手にこの記録をプレゼントした馬がいました。
https://www.youtube.com/watch?v=Lvgb9emTYmA
2016年新潟記念の勝ち馬・アデイインザライフ。
3歳時は京成杯・弥生賞共に3着と元々力のある馬でしたが、重賞を初制覇したのは5歳になってからでした。
その後は振るわず昨年引退となってしまいましたが、競走馬を引退した彼は現在乗馬として新たな馬生をスタートさせていました!
やって来たのは御殿場にあるオリエント馬事センターさん。
競技場では何頭かのお馬さんがレッスン中。
…と、そこへ我々の目の前を颯爽と駆けて行ったお馬さんが…。
この流星は間違いない!!アデイインザライフだー!!!
レッスンが終わるのを待って馬房まで行ってみると…
たくさん運動して満足したアデイくんが(アデイくんと呼ばれて可愛がられているようです)!!
乗馬になってもアデイインザライフの名前は変わらず。
先ほど乗られていた方が親切に写真を撮りやすいようにして下さいました(感謝)
アデイくんの第一印象は…実物を見てみるとやはり大きい!
私の中でのディープ産駒といえばやはりリベくんなのですが、リベくんより大分大きい!!といったところでしょうか。
先ほど乗られていた方曰くとても乗りやすくていい子だそうです。
確かに気性が荒そうな感じはしないし、お目目がパッチリでとっても可愛い♪
カメラ目線もしっかりキメてくれるいい子です(笑)!
扉も開けていただいてさらに写真を撮りやすいようにしてくださいました!
ファンの方が既に何人か会いにこられているそうで、今も人気者なのがわかるアデイくん。
すっかり新しい環境にも馴染んで乗馬として立派にお仕事を務めていました。
ニンジンをあげても大丈夫だそうなので、ファンの方は是非会いに行ってあげてくださいねー!!!
★元競走馬・引退名馬めぐりをしています!↓
あの名馬は今~2019年レッドレイヴンの現在~
他の競馬場だと走らないのに特定の競馬場だとやたら好走する穴馬っていますよね。
小倉といえばメイショウカイドウ、函館といえばやはりエリモハリアー。
彼らと肩を並べるほど重賞で好走していたわけではないですが、このお馬さんも巴賞では頑張っていました。
2016年巴賞の勝ち馬・レッドレイヴン。
2年連続巴賞で連対。
元々東スポ2歳Sではコディーノの2着、後のG1馬であるマイネルホウオウに先着を果たしていました。
青葉賞では1番人気に押されるほど期待されていましたよね。
そこから地道に2017年末まで頑張っていたレッドレイヴン。
先日そんなレイヴンに偶然会う機会がありました!
お目当てのお馬さんに会うついでに他の馬房を見て周っていたところにいた1頭がレイヴンだったのです!
何度か馬券を購入したこともあるお馬さんなのでこれは嬉しい再会でした!
今では乗馬として新しい馬生を歩んでいるようですね~。
乗馬として慣れてきたのか元々の性格なのか、とても人懐っこい感じの子でした。
柵越しにこんなドヤ顔のサービス(笑)
鼻筋を撫でても大人しく側にいてくれました♪
きゃわわ!!!
ちなみに2015年・2016年の巴賞は、名馬訪問記録最初の記事で紹介したあのリベルタスと一緒に走っていたんですね~。
リベくんの戦友に会うことが出来てこれまた嬉しいサプライズでした♪
(リベくんは私にとってはお馬さんにと触れ合う楽しさを教えてくれたお馬さんなのです)
レッドレイヴン、また会いに行くからね!
★引退名馬・元競走馬めぐりをしています↓
あの名馬は今~2018年ファタモルガーナの現在~
歴代最強ステイヤー候補に名を連ねた現絶対長距離王者のアルバート。
4連覇も目前!というところでまさかまさかの回避、本日のステイヤーズSは多少荒れるのか…?と思いましたがガチガチの結果でございました。
さて、皆さんいかがお過ごしでしょうか(誰)
ステイヤーといえば思い浮かべるのはトリック爺さんなのですが、ステイヤーズSのみで考えると個人的にはオペラオー2着の衝撃は薄れることはありませんね。
そして近年でいえばアルバートは勿論のこと、フェイムゲームなんかもその一頭にふさわしいでしょう。
そして忘れてはいけない一頭がこの馬です。
この日やって来たのは滋賀県甲賀市にある甲賀乗馬クラブさん。
栗東トレセンから近いこともあってたくさんの引退馬がいました。
ここを訪ねたのは数頭の重賞ウィナーがお目当てだったからなのですが既に全頭移動済みだそうで…(涙)
そこでオーナーさんに色々とお話を伺ってみると今も何頭か重賞に出走経験のあるお馬さんがいるということで案内してもらえたのです(感謝)
そのうちの一頭がこのファタモルガーナでした。
現役引退後こちらの乗馬クラブに引き取られたファタモルガーナは、現在乗馬として再出発するためのリトレーニング中だそうです。
ファタモルガーナも例に漏れずリトレーニングが大変なお馬さんだそうですが(笑)、どうにか頑張って乗馬として第二の馬生を開いてほしいですね。
こちらのクラブではリトレーニング後また他の施設へ移動してしまうのが通常のようで、おそらくファタモルガーナもリトレーニング終了後はどこか新天地へ向かうものと思われます。
正に偶然の出会いでした。
ファタモルガーナ、またどこかで会える日を楽しみにしているよ!
一昨年のダイヤモンドSで美味しい思いをさせてくれてありがとうね。
★その他元競走馬訪問記録はこちら↓
https://umabukuro.com/motokyosoba/
あの名馬は今~2018年ダンツキャストの現在~
以前の記事でも書いたように、中央で活躍したような元競走馬を東京近郊で探そうとなるとけっこう難しかったりします。
関東圏だと大体茨城~千葉に集中しているのですが、都内からのアクセスを考えるとやはりそれなりに遠いんですよねぇ…。
なので基本的には前日から泊まりがけでお馬さんめぐりをしているのですが、今回は時間が非常に微妙。
午前中に予定があるから泊まるわけにもいかないし、でも午後から予定はガラ空き。
こんな日はやっぱりお馬さんに会いたいよ!!
いつものように千葉茨木方面ではなく神奈川方面でどうにか知っているお馬さんはいないかと探してみると…
いたーーーーー!!!!
それも私が大好きな幸英明騎手を背にG1に2度出走したことのあるお馬さんじゃないですか!!!
これは会わないわけには行かないだろってことでやって来たのは相模原にあるアン乗馬倶楽部さん。
高速を使ったのであっという間に着いてしまいました。
見学許可を頂いて早速厩舎の中へお邪魔してみます。
ちょうどご飯どきだったのかどのお馬さんたちもソワソワしていました。
…とそこにいたのが…
ダンツキャストだーーー!
最初はこんな感じで檻があってお顔がよくわからなかったのですが、親切なことにスタッフの方が檻を開けて頂いて。
こんな感じで触れ合うことが出来ました~!!ありがとうございます!!
ダンツキャストの名前は変わらず"ダンくん"と呼ばれて可愛がられているようです♪
阪急杯や函館SSなど2000~2003年にかけてG2・G3スプリント路線で活躍したダンくんはまだまだ若々しい姿でした。
お父さんはマイル王・ニホンピロウイナー。
ダンくんも同じ黒鹿毛ですね。
同世代でスプリント~マイル路線で活躍した名馬にはあのエイシンプレストンがいます!
ダンくんドアップだよ!
お目目クリクリで何よりも三日月の流星がとってもキレイなダンくん。
こんなにキレイな流星のお馬さんを間近で見たのは初めてでした。
三日月の流星といえば皇帝シンボリルドルフを思い浮かべますが、ルドルフよりも細めの三日月ですね。
触られるのはあまり好きではなさそう?だったのですが、兎に角大人しくてずっと傍にいてくれました。
威嚇してきたりってことも全くなかったです。
ダンくんは初心者でも安心して乗れるお馬さんだそうですよ!
乗馬初心者さんもダンくんに乗ってみてはいかがでしょうか!
↓アン乗馬倶楽部さんのHP↓
http://www.ann-riding-club.com