福島行くならやっぱり馬でしょ!の旅④~ユビキタス&エンゲルグレーセ&トーセンダンディ~見学
長々と綴って参りましたがこれがラストだよ!福島馬旅の記録。
最後にご紹介するのは南相馬市ふれあい牧場で暮らしているあの重賞馬たち。
これまで紹介してきたお馬さんは芝で好走した馬が多かったのですが…ここにはダート重賞で活躍したお馬さんが2頭も暮らしているんですよ!
そのうちの1頭がこのでっかいお馬さん(画像じゃ伝わらないけど)。
ユビキタスだー!!!!!!
【追記】2018年11月27日のソノサキでユビキタスが元競走馬のその後を追うために取り上げられたようですね!
2008年ユニコーンSのあの勝ちっぷりは忘れられませんよね。
https://www.youtube.com/watch?v=PnYYwF06Ljw
牧場内では"ユビ"と呼ばれて可愛がられていました♪
第一印象はとにかくデカイ!
おそらく現時点でも今まで会って来た中では一番大きいお馬さんと思われます。
馬体はでっかいけれど大人しくて温厚そうな性格が滲み出ていました!
しかもお顔もめちゃくちゃ可愛いんですよねこれが!お目目パッチリ!!!!
その近くにいたのが流星がとても印象的だったこのお馬さん。
もうホントブレブレの画像しかなかったのでスイマセン…。
2004年オールカマーの勝ち馬、トーセンダンディです。
https://www.youtube.com/watch?v=yi29XB6P0rM
2003年から2年連続秋天に出走、2004年のジャパンCにも出走してあのゼンノロブロイと戦った経験もあります。
オーストラリアにも遠征して吉田稔騎手を鞍上に2着に来たレースもありましたね~。
現在はこの地でのんびりと暮らしているようです。
この見た目もあってか乗馬では子供たちにも大人気とのこと。
そしてその隣にいたのがこれまたダート重賞で活躍したお馬さん。
2001年エルムSの勝ち馬エンゲルグレーセ!!!!
この子はあまり触らせてもらえなかった記憶が…?
一応はこういう画像も撮れているということは気性が荒いとかではなかったと思います。
あまりそういう気分ではなかっただけなのかな~(笑)?
名前は忘れてしまいましたが(おい)とっても綺麗な尾花栗毛のお馬さんもいましたよ!
確かまだ当時5歳とかそのくらいの若いお馬さんだったと思います。
こちらで暮らしているお馬さんは野馬追だけに限らず草競馬にも参加しているようです。
そうそう、この日は生憎の雨の中お邪魔してしまったのですが、オーナーさんがとても親切な方でユビキタスの使っていた蹄鉄をプレゼントしてくれました(涙)
それをこんな感じで加工して家に飾らせて頂いております!
蹄鉄は幸運を呼んでくれるといいますから…ユビキタスの使っていた蹄鉄ならばきっと…!!!
南相馬にお越しの際は是非こちらの牧場にも訪れてくださいね!
【!見学の際はこちらのページをお読み下さい⇒
https://www.meiba.jp/horses/view/2005104631】
ってことで福島馬旅の記録はこれにて終了でございます!
北海道ほどではないとはいえ福島でも元競争馬・引退名馬が数多く暮らしているので、競馬ファンならきっと楽しめるはずです。
これだけ回ってもまだ行くことが出来なかったところもありますし、今年から福島に来た子もチラホラいるみたいですからね。
また近いうちに福島へ遊びに行く予定です。
福島行くならやっぱり馬でしょ!!!!!
あの名馬は今~2019年ロジックの現在~
南相馬のお馬さんの旅、今回は2006年のNHKマイルカップの勝ち馬ロジック号に会ってきました!
2005年にデビューしたロジックはレースで常に3着以内に入る堅実さを見せ、歳が明けた2006年もシンザン記念3着、アーリントンカップ2着、ニュージーランドトロフィーも3着と安定した成績を残し、本番のNHKマイルカップでは3番人気に支持されて見事勝利を収めG1ウイナーとなりました。
その後は1度も3着以内に入ること無く、それまでの堅実さとはかけ離れた成績となってしまうのですが・・・(でもダービーでも5着に入る健闘を見せています。)それでも立派なG1ウイナーです。
引退後は誘導馬を務めたあと三木ホースランドパークで乗馬に、その後は福島県東白川郡棚倉のルネサンス棚倉乗馬クラブを経て、南相馬にやってきたようです。
そういえば棚倉乗馬クラブでクラリティスカイを見学させてもらったときに受付にロジックのゼッケンが飾られていました(写真撮ってないけど)。この記事を書いていてロジックが在籍していたから飾ってあったんだとやっと気づきましたw
さてロジックですが、見学にお邪魔すると厩舎から外に出してくださって、明るい場所で写真を撮らせてもらうことができました。写真は逆行になっちゃったけど(汗
ロジックの流星って左の鼻の部分まで掛かってるんだなあ。こうして見ると流星の部分はかなり広いです。
脚は左の後ろだけ白い左後一白ってやつですね。
ロジックのプレート。重賞勝ちは1つですが赤字ひときわ目立つNHKマイルCの文字。
さっきの写真は逆光だったので違う角度から。
ほぼ一緒の写真でごめんなさい。ちょっとだけ頭をあげた状態。
誘導馬や野馬追を経験しているせいかそれとも歳をとったせいなのか大人しくて初対面でも触らせてくれます。
しばらくしたら広い運動場へ移動させてもらって自由に過ごしていました。
草を食むロジックです。
野馬追や地域のお祭りの時以外は悠々自適に過ごしているみたいで何よりでした!
2024年1月20日に亡くなったそうです
引退名馬情報訃報2006年のNHKマイルCを優勝した ロジックが1月20日に死亡したとの連絡がありました。 21歳でした。 現繋養者であるDEEP FIELD(福島県南相馬市)の深野高広代表からのコメントを掲載いたします。https://t.co/snL3MKy7TX pic.twitter.com/qNlv5jIZr6
— 公益財団法人 ジャパンスタッドブックインターナショナル (@JAIRS_JP) January 22, 2024
公益財団法人ジャパンスタッドブックインターナショナルより2024年の1月20日に亡くなったと発表されました。
合掌・・・
見学の際は引退名馬のページを参考にどうぞ。
★引退名馬・元競走馬めぐりをしています!↓
2019年現在のクラリティスカイ・ルネサンス棚倉乗馬クラブにて
今回やってきたのは福島県の棚倉にあるルネサンス棚倉乗馬クラブ。
ルネサンス棚倉リゾートスポーツプラザという宿泊設備も備えたスポーツ施設の中にある乗馬クラブです。
どうしてここにやってきたのかというと・・・2015年のNHKマイルカップの勝ち馬クラリティスカイがいるからです!!
2014年にデビューしたクラリティスカイは未勝利、いちょうSと連勝し、朝日杯フューチュリティSでも3着と好走したクラリティスカイは、翌年のクラシック戦線では弥生賞6着、皐月賞5着だったものの次走のNHKマイルカップを3番人気で制し、G1ホースとなりました。
これが最後の勝利でその後は勝ち鞍はありませんでしたが、ルネサンス棚倉乗馬クラブで乗馬になっているという情報を発見しやってきたけです。
参考:netkeibaクラリティスカイ戦績
あの名馬は今~2018年プラテアードの現在(+キングアーサー&リジェネレーション)~
競走馬が現役を引退したら。
種牡馬?繁殖牝馬?乗馬?セラピーホース?
昔よりも選択肢が増えている現在、忘れてはいけないお仕事があります。
それは…誘導馬!
これからレースに臨む現役のお馬さんたちを誘導したりお客さんと触れ合ったりする立派なお仕事ですね。
あの元祖金ピカイケメンホース・トウショウファルコなんかは誘導馬になってからも大人気でファンレターがたくさん届いていたそうですし、的場文男騎手の代表馬の一頭・ボンネビルレコードもよく大井でお目にかかれます。
あの名馬は今~トップガンジョー・スーパーナカヤマ・メジロランバートの現在~十和田馬術協会にて
今回はいっぺんに3頭もの元競走馬に会える場所へ行ってきました。
行ってきたのはスーパーナカヤマ、トップガンジョー、そしてメジロランバートのいる十和田馬術協会です。
事前に引退名馬のページを見て見学の申し込みをしてOKをもらえたので、事務所らしき場所へ行ってみると馬術協会の方が厩舎まで案内してくださいました。
ワクワクしながら厩舎をのぞいてみると・・・こいつが「メジロランバート」だよと。
「やった!メジロランバートもいるの?」
あの名馬は今~2018年パドルウィール&ワールドマッチの現在~
昨年訪れた甲賀乗馬クラブさんで第二の馬生へ向けてトレーニング中のファタモルガーナの現在をご紹介しましたが、こちらの乗馬クラブさんにはまだまだこの数年内に現役だったような記憶に新しいお馬さんたちがいました!
そのうちの1頭がこちらの芦毛ちゃん!
金鯱賞を連覇したあのヤマカツエースの2着と大健闘したこともあるパドルウィールです!(2着に来たのは1度目の優勝時ですね)
何を隠そう私は松山騎手のファンなので(笑)、彼の騎乗馬は重賞だと大体押さえてたりするのですが…パドルウィールもその1頭でした。
一時松山騎手が主戦のようだった時期は毎回のように買ってましたね!
…まぁ、馬券の結果は皆さんの知るところではありますが(苦笑)
パドルウィールくんは2018年の10月まで現役だったと今知ってビックリ!
だって私が会ったときは引退してまだ間もない11月の初旬だったんだものー(驚)!!!!
本当に来たばかりの頃の彼に会えるとはこれまた貴重な経験をさせて頂きました。
福島行くならやっぱり馬でしょ!の旅③~ダコール&ノーリーズン&ブレーブテンダー見学
まだまだ続くよ!福島馬旅の記録。
ダコール師匠!
まずやってきたのは松浦ライディングセンターさん。どんなお馬さんに会えるのかなーと馬房を見て回っていると・・・
ん?!!!
ダコール師匠じゃないですか!!!!!
個人的には夏になると思い出してしまうお馬さんの1頭です。
実はこのときはダコールがここにいるとは知らなかったので嬉しいサプライズになりました!
ついこの間まで現役だったことを全く感じさせない大人しくて可愛らしい子でした。
ナデナデしてもじーっとしたままあのパッチリお目目で見つめ続けてくれたことは忘れられません(笑)
彼も今年の野馬追に参加したようですね♪
今年から引退名馬の助成対象に加わったらしく、今後の馬生がより充実したものになるように願っています。
現在は馬・デイズクラブさんへ移っているようです→引退名馬のダコールのページ
ノーリーズン&ブレーブテンダー
次にやってきたのは同市にある鹿頭ステーブルさん。
何といってもここのお目当てはあの皐月賞馬なんです!
馬券を一瞬で紙くずにしたレースといえば最近だとあの白いお馬さんを思い浮かべますが…
https://www.youtube.com/watch?v=8_kLpZxEa6E
彼の登場前に起こった大波乱といえばやはりこのレースでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=A8pNtE07Uak
そう、ノーリーズンです。
競争馬引退後は相馬野馬追に参加するなど元気に過ごしているらしいと聞き会いにやって来ました。
津波の爪痕が感じられる平坦な景色を進んだところにあるこじんまりとした施設で…
ノーリーズン発見!!!!!
撫でても怒られないし気性の荒さは全く感じませんでしたね~。
しっかりカメラ目線も決めてくれましたよ♪
ノーリーズンと戯れつつ他の馬も見ていると…
そして忘れてはいけないもう1頭。
8年間に及ぶ長い長い現役生活を走り抜いた1997年NHKマイルC2着馬もここで暮らしているんです。
ブレーブテンダーさん!!!
年齢のせいもあるのかこの子も大人しくてとってもいい子でしたよー!
上手く撮れている画像がこの1枚だったのが残念(汗)
こじんまりした施設ですが名馬が3頭も暮らしているので、こちらも馬旅には欠かせない場所だと思います!
【!見学の際はこちらのページをお読み下さい⇒https://www.meiba.jp/horses/view/1999104198】
ってことで福島馬旅はまだ続きますが次回がラストかな~?
国内最高齢の元競走馬~39歳のアローハマキヨ(シャルロット)~
今回は少しいつもとは趣向を変えた名馬紹介です!
先日の記事でオグリワンを紹介したとおり先月は長野県のスエトシ牧場に行って参りました。
お目当ては勿論オグリワン、そして昨年までこちらで過ごしていたらしいシンボリモンソーだったのですが(現在はゴルフ場?に移動したそうです)…
もう一頭気になっていたお馬さんがいたのです。
それがこのアローハマキヨ・通称シャルロットくんでした。
シャルロットはWikipediaにも載っているようにあのシンザンの持つ長寿記録を大幅に更新したお馬さんです。
何と2018年10月現在は39歳!
今まで訪れた牧場や乗馬クラブで30歳前後のお馬さんに出会うことは何度かあったのですが、その年齢でも長生きだな~と思っていたのにシャルロットは40歳に迫ろうとしている超ご長寿ホースなのです!
馬房の周りにはご飯の配合や温度管理等管理する際の注意事項がたくさん貼られていました。
高齢馬の管理は予想以上に大変なことと思います。
だからこそこのご長寿記録のすごさがわかりますよね!
シャルロットはこの毛色の感じも相まって神々しさを感じます…!
年齢が年齢なのであまり動くことはなかったですが、元気がなさそうにしているところもなかったかな。
馬房は薄暗く静寂に包まれていて穏やかに時間が流れているようでした。
シャルロットがどうかこのまま元気に過ごせますように。
ご長寿記録を塗り替え続けてほしいですね。
ちなみにツルマルボーイのいる乗馬クラブさんにも牝馬の長寿記録を塗り替え続けているルーキーちゃんがいますよ~!
画像を取り忘れたのが残念…!
出来るだけ多くのお馬さんが天寿を全う出来ますように。
レガシーワールドの現在を見学・へいはた牧場でポニーのハニーちゃんと一緒
日本で調教された騸馬で初めてG1レースを買ったあの馬。ジャパンカップゴール誤認事件の時に勝ったあの馬。
といえばすぐに分かる人も多いでしょうレガシーワールド。
現役時代のことはよくわからないのですが、現在も北海道は静内のへいはた牧場で元気にしているということで見学に行ってきました。
牧場を訪問して記帳をしたら牧場の方が人参をくださったので人参を持ってレガシーワールドのところへ。
あの馬だよと教えてもらったところへ行ってみます。
レガシーワールドとの対面!!柵をガジガジするクセがあるみたいでずっと柵を噛んでました。
しかし我々訪問者にはあまり興味の無い御様子。すぐに遠くへ行ってしまいました。
呼んでも全然来てくれない・・・
しょうがないのでへいはた牧場にいるもう1頭の功労馬レガシーロックのところへ行ってみることに。
レガシーロック健在
99年の東京ハイジャンプと00年の小倉サマージャンプを制したレガシーロック。冬毛モコモコでした。
人懐っこくて我々を見かけると近くまで寄ってきてくれました。ずっとそばにいてくれるので人参もあげることができて大満足!
とても人懐っこくて人参のほとんどをあげてしまいました。
再びレガシーワールドのところへ
レガシーワールドが柵の近くまで来てくれていたので再びレガシーワールドのところへ行ってみました。
柵をめっちゃガブガブしてます。癖になっているみたいです。
ポニーのハニーちゃんと一緒に放牧されてた
あとから調べてわかったのですが、レガシーワールドはポニーととっても仲良しだそうですね。
レガシーワールドが牧場に戻ってきた当初はハピーちゃんというポニーがいてとても仲がよかったけどハピーちゃんが高齢のため亡くなったあとは精神が不安定になり、そこで新しい相棒としてハニーちゃんというポニーがやってきたそうです。
この日もハニーちゃんと一緒に放牧されていました。
レガシーワールドの後方でおやすみモードのハニーちゃん。
片方だけ放牧したりで離れ離れになると大騒ぎして大変らしいですが、この日は柵をかじるレガシーワールドと後方でくつろぐハニーちゃんとお互い少し離れたところにいました。
最後にレガシーワールドに挨拶して牧場を後にしました。
ワールドもロックもハニーちゃんもゆったりとした時間を送っているようで何より。
見学の際は引退名馬のページを参考にどうぞ。
★元競走馬・引退名馬めぐりをしています!↓
あの名馬は今~2019年マイネルブラウの現在~
福島馬旅2019の合間に、この夏会ってきたお馬さんの現在を綴っておきます!
この日やって来たのは静岡県にあるとある乗馬クラブさん。
ちょうど名馬の訃報が続いている頃で、確実な情報もないまま訪ねたのですが…
あっどうも…
ん????
いたーーーー!!!!マイネルブラウだー!!!!
河内の夢でお馴染みアグネスフライト共に2000年度ダービーを走りぬいた彼は、その後も地道に頑張り続け2003年の小倉大賞典では11番人気ながら悲願の重賞タイトルを手に入れました。
ダービー以降G1には届かなかったものの、G3では堅実な走りを見せていましたね。
現在22歳になったマイネルブラウ。
毛艶も良く年齢を感じさせない元気そうな姿を見せてくれました!
いつまでも元気でいてねー!!!
★引退名馬・元競走馬めぐりをしています!↓