あの名馬は今~オルフェーヴルの全弟・アッシュゴールドの2018年現在~

都内に住んでいることもあって毎月恒例のお馬さん巡りは大体関東圏を周ることが多い我々。 それでも昨年の福島お馬さん巡りのように最低でも年に1度は遠征をすることにしています! そこで今年私たちが選んだエリアは滋賀・大阪・奈良エリア。 名馬巡り好きとしては栗東近辺にも行っておかなくてはということでこっち方面は初遠征になりました(遅)。 こちらで紹介している名馬はどうしても10年以上前に走っていたようなお馬さんが多いのですが、何と今回はつい最近(この数年以内)まで現役だったお馬さんにたくさん会うことが出来ました。 ネットで調べた中では情報がなかったのに、私が馬券を買ったことのある馬が何頭もいて思わぬサプライズになったりもして…! とりあえず今回はこの旅の中でお目当ての1頭だったお馬さんからご紹介しま~す。 この日やって来たのは滋賀県甲賀市にある乗馬クラブ・水口乗馬クラブさん。 クラブ内はとても広々としていて厩舎内も清潔感が溢れていました。 予めアポを取っていたのでフロントに行き、スタッフの方に親切にもご案内して頂きました。 そこにいたのが彼です。 ゴールドシップファンにはお馴染みにのG容疑者みたいな画像になってしまっていますが(笑) 彼こそがあの栗毛の三冠馬・オルフェーヴルの全弟として華やかにデビューを飾ったアッシュゴールドなのです。 https://www.youtube.com/watch?v=tWWZdwnpoaM アッシュゴールドはその血統もあり気性の荒さはファンも知るところで(むしろこの血統はそれすらも魅力ですよね)、悪そうな表情をしたネタ画像的なものはたくさんネットに転がっていましたから(笑)、もしかしたら今まで出会ってきたどのお馬さんよりも気性難で威嚇されまくるに違いないと思っていたのですが。 めっちゃくっちゃ大人しくて人懐っこくてかわいくて驚きました。 あとはやっぱり栗毛がめちゃくちゃ綺麗! スタッフの方はアッシュ君の現役時代をあまり知らないご様子で、ファンの方がその大人しさに驚かれるから不思議に思ってしまうらしく…。 そのくらいこの乗馬クラブさんに来てからは(?)良い子にしているようです! 私もそこまでちゃんと追い掛けていたわけではないけれど、あそこまで大人しくなってるんだってことには本当にビックリでしたよ! ファンの方なら尚更でしょうね~。 調べたら現役時代に既に去勢済みだったそうなのでその効果なのかもしれませんが。 障害入りもして今年2018年の春先まで現役だったアッシュ君、まだまだ荒ぶっていてもおかしくないと思っていたのが全くの正反対でした(笑) 現在乗馬としてはまだまだ駆け出しの身で研修中のようですが、きっと今の彼ならみんなに愛される乗馬になれると思います! トレーニングを頑張ってより素敵なお馬さんになってね!! …というわけでオルフェーヴル産駒をますます応援してしまいたくなったのでした。 ★元競走馬・引退名馬めぐりをしています↓

あの名馬は今~2018年テナシャスバイオの現在~

今年は名馬の突然の訃報が多く悲しみに暮れた競馬ファンも多いかと思います。 武豊騎手をダービージョッキーに導いたスペシャルウィーク、そして和田竜二騎手といえばやはりこの馬…世紀末覇王のテイエムオペラオー。 獲得賞金総額はあのキタサンブラックに抜かれてしまいましたが、グランドスラムという偉大な記録は未だオペラオー以降塗り替えられていません。 今回ご紹介するお馬さんはそんなテイエムオペラオーと3度も重賞で戦ってきた経験のある名脇役なのです。 (オペラオー以外にはステイゴールドやメイショウドトウ、スエヒロコマンダーやジョービッグバンなど。) あの頃からの競馬ファンであれば記憶に残っている方も多いかもしれませんね。 この日やってきたのは埼玉県にある乗馬クラブアイルさん。 大手の乗馬クラブさんほど馬房は多くない、アットホームな感じのクラブさんでした。 ワンちゃんも2匹くらいいたかな? ここでのんびり過ごしているのが1999年鳴尾記念2着馬でもあるテナシャスバイオなのです! 今現在は"パッシェ"という名前になっているようですが、2018年現在25歳になってもかわいらしい姿を見せてくれました! お目目がクリクリでキュートなお顔立ちです!!! 歳のせいもあるのか撫でても全く威嚇したりということはなく、とっても穏やかな雰囲気のお馬さんでした。 オペラオーとは一緒に走ったことがあるというだけで、世代的にはフサイチコンコルドやダンスインザダークと同期ですね。 25歳でもまだまだ若々しいテナシャスバイオなのでした。 いつまでも元気でいてねー! https://www.youtube.com/watch?v=moWq1loURPs&t=265s

あの名馬は今~2018年ダンツキャストの現在~

以前の記事でも書いたように、中央で活躍したような元競走馬を東京近郊で探そうとなるとけっこう難しかったりします。 関東圏だと大体茨城~千葉に集中しているのですが、都内からのアクセスを考えるとやはりそれなりに遠いんですよねぇ…。 なので基本的には前日から泊まりがけでお馬さんめぐりをしているのですが、今回は時間が非常に微妙。 午前中に予定があるから泊まるわけにもいかないし、でも午後から予定はガラ空き。 こんな日はやっぱりお馬さんに会いたいよ!! いつものように千葉茨木方面ではなく神奈川方面でどうにか知っているお馬さんはいないかと探してみると… いたーーーーー!!!! それも私が大好きな幸英明騎手を背にG1に2度出走したことのあるお馬さんじゃないですか!!! これは会わないわけには行かないだろってことでやって来たのは相模原にあるアン乗馬倶楽部さん。 高速を使ったのであっという間に着いてしまいました。 見学許可を頂いて早速厩舎の中へお邪魔してみます。 ちょうどご飯どきだったのかどのお馬さんたちもソワソワしていました。 …とそこにいたのが… ダンツキャストだーーー! 最初はこんな感じで檻があってお顔がよくわからなかったのですが、親切なことにスタッフの方が檻を開けて頂いて。 こんな感じで触れ合うことが出来ました~!!ありがとうございます!! ダンツキャストの名前は変わらず"ダンくん"と呼ばれて可愛がられているようです♪ 阪急杯や函館SSなど2000~2003年にかけてG2・G3スプリント路線で活躍したダンくんはまだまだ若々しい姿でした。 お父さんはマイル王・ニホンピロウイナー。 ダンくんも同じ黒鹿毛ですね。 同世代でスプリント~マイル路線で活躍した名馬にはあのエイシンプレストンがいます! ダンくんドアップだよ! お目目クリクリで何よりも三日月の流星がとってもキレイなダンくん。 こんなにキレイな流星のお馬さんを間近で見たのは初めてでした。 三日月の流星といえば皇帝シンボリルドルフを思い浮かべますが、ルドルフよりも細めの三日月ですね。 触られるのはあまり好きではなさそう?だったのですが、兎に角大人しくてずっと傍にいてくれました。 威嚇してきたりってことも全くなかったです。 ダンくんは初心者でも安心して乗れるお馬さんだそうですよ! 乗馬初心者さんもダンくんに乗ってみてはいかがでしょうか! ↓アン乗馬倶楽部さんのHP↓ http://www.ann-riding-club.com

国内最高齢の元競走馬~39歳のアローハマキヨ(シャルロット)~

今回は少しいつもとは趣向を変えた名馬紹介です! 先日の記事でオグリワンを紹介したとおり先月は長野県のスエトシ牧場に行って参りました。 お目当ては勿論オグリワン、そして昨年までこちらで過ごしていたらしいシンボリモンソーだったのですが(現在はゴルフ場?に移動したそうです)… もう一頭気になっていたお馬さんがいたのです。 それがこのアローハマキヨ・通称シャルロットくんでした。 シャルロットはWikipediaにも載っているようにあのシンザンの持つ長寿記録を大幅に更新したお馬さんです。 何と2018年10月現在は39歳! 今まで訪れた牧場や乗馬クラブで30歳前後のお馬さんに出会うことは何度かあったのですが、その年齢でも長生きだな~と思っていたのにシャルロットは40歳に迫ろうとしている超ご長寿ホースなのです! 馬房の周りにはご飯の配合や温度管理等管理する際の注意事項がたくさん貼られていました。 高齢馬の管理は予想以上に大変なことと思います。 だからこそこのご長寿記録のすごさがわかりますよね! シャルロットはこの毛色の感じも相まって神々しさを感じます…! 年齢が年齢なのであまり動くことはなかったですが、元気がなさそうにしているところもなかったかな。 馬房は薄暗く静寂に包まれていて穏やかに時間が流れているようでした。 シャルロットがどうかこのまま元気に過ごせますように。 ご長寿記録を塗り替え続けてほしいですね。 ちなみにツルマルボーイのいる乗馬クラブさんにも牝馬の長寿記録を塗り替え続けているルーキーちゃんがいますよ~! 画像を取り忘れたのが残念…! 出来るだけ多くのお馬さんが天寿を全う出来ますように。

あの名馬は今~2018年オグリワンの現在~

ここのところ昨年の訪問記事が多かったので… 久々にまだ鮮度がピチピチ(?)の訪問記録を書こうと思います。 毎月1度は必ずお馬さんもふもふデーを設けているので(笑)先月は長野県に行って参りました。 長野県はいつも通り過ぎるばかりでその地に降りたことは今までなかったのですが、どうしても会いたい名馬が何頭かいたのでこれは行くしかないだろうってことで! 都内からでも新幹線に乗ればすぐですからね(帰りの便はケチってバスにしたのは内緒)! そのうちの一頭はあのアイドルホースの血を引く未だに根強い産駒ファンが多いこの馬。 元祖アイドルホースといえば昭和を代表する名馬ハイセイコーですが、ハイセイコー以上に競馬ブームを巻き起こしたあの葦毛の怪物オグリキャップ。 https://www.youtube.com/watch?v=Txhm3tEtZ6Q その第一子であるオグリワンを訪ねて来ました! やって来たのは長野県佐久市にあるスエトシ牧場さん。 馬に限らず犬やアヒルにブタさんetcたくさんの動物がいる観光牧場です。 ミニチュアポニーとして一躍有名になったそらまめちゃんのいる牧場ですね。 ちなみにこの日はそらまめは出張中だったため"えだまめ"ちゃんがいました!  名前のとおりめちゃくちゃ小さくてかわいい!!! …けど歩き方がかなりゆっくりで歩きにくそうな感じでした。 小さすぎるあまりそうなってしまったのでしょうか? 人懐っこいわんちゃんも何頭もいたし… アヒルやカモも何羽も!!! 動物大好きな私はそれだけでも楽しめるのですが、更には名馬も一緒に暮らしているとなるともう行かない理由がないわけですよ!!! さすが観光牧場だけあって牧場内はかなり広く、厩舎も広く馬房もたくさんありました。 勝手に見学は出来ないのでスタッフさんの許可を得て案内してもらいました。 そこには晩年のオグリさながら真っ白になった彼がいました。 26歳になったオグリワンです。 今気付いたのですがリベルタスと同じ誕生日だったのですね! とっても大人しくて真っ白で眺めているだけでも大満足!!! 動画も撮ってみました! https://www.youtube.com/watch?v=nuP_AjDeJ6Y https://www.youtube.com/watch?v=itL8FGkFQWw&t=449s 皐月賞にも出走経験のあるオグリワン。 あれから20年以上経ちましたがオグリワンはまだまだ元気そうで一安心! 競走馬時代はさすがにお父さんの記録を超えることは出来なかったけれど、気付けばお父さんの年齢は超えていましたね。 どうかこのまま長生きしてほしいです。 だって、この牧場には現役最高齢の元競走馬がのんびりと暮らしていたのですから…。 後日また記事にしますね♪ ★オグリワンの近況をもっと知りたい方はこちらへ ⇒http://www.geocities.co.jp/Athlete-Samos/3191/ ★元競走馬・引退名馬めぐりをしています↓

あの名馬は今~2017年のシンゲン~

シゲルモトナリ、メイショウモトナリ、メイショウムネノリ、武将の名前が由来の競走馬は何頭もいますが… https://www.youtube.com/watch?v=-xvm_MxuIxs やはり思い出すのはシンゲンでしょう! 2010年オールカマー勝ちの実績に加えて2010~2011年にはG1に4度の出走経験を持つシンゲン。 8年以上に及ぶ長い現役生活を終えた彼は4年前に引退して茨城県で暮らしていました。 (ちなみに今年ではなく昨年見学に行った際の記事になります!) やって来たのは茨城県稲敷市。 予約した見学時間までまだ時間があったので美浦トレセンの外側をちょっと見学してみたりもして競馬関係者気分を味わいます(おい)! そしてやって来たのがムラセファームさんです。 到着すると早速若いスタッフの方が案内してくれました。 おっ!いたいた!!! シンゲンだー!!!!!!! ちなみに1枚目の奥に見えるお馬さんは2006年新潟2歳S勝ちのゴールドアグリです。 つい先日の訃報には驚きました。 少なくとも昨年訪ねたときには具合の悪そうにしているところはなかったから…。 まだ14歳だったそうですね、合掌。 あの世でも元気に走り回っていてくれるといいな。 グラスワールドの件もありましたが本当に馬も人間も同じ生き物、どこでどうなるかわからないという点では一緒なんですよね。 自分も馬も元気なうちに、会えるうちに会っておかないとという思いが益々強くなります。 そんなゴールドアグリとシンゲンは1歳違いでシンゲンが先輩です。 元気さではシンゲンが圧倒的に上回っていました。 さながら現役の競争馬のような歩様でキビキビと歩いていましたからね~。 ちょっと怖さを感じたほど(笑) 有難いことにスタッフの方がニンジンをあげる機会を与えて下さったのであげてみます! はい、これベストショットです。 ものすごいドヤ顔!かわいい!!!! 今まで何枚も馬の画像をスマホから撮って来ましたが、未だにこれを上回る画像が撮れたことはございません(笑) 何とシンゲンを育てた戸田調教師&奥様もシンゲンがお気に入りのようで、ちょいちょい様子を見に来られているそうですよ! シンちゃんと呼ばれて可愛がられているようです♪ こんな動画も発見しました! https://www.youtube.com/watch?v=4B-KeHLYqSw シンちゃんがいるよー!!!! 今年もシンゲンは元気そうで何よりです! ちなみにこちらは現役の競争馬の調教等も行われているらしく、見学も大分エリアは限られていました。 東京からも比較的近いエリアなので是非会いに行ってみて下さい! !見学の際はこちらをご参考くださいね!↓ https://www.meiba.jp/horses/view/2003102599 ★その他元競走馬訪問記録はこちら↓ https://umabukuro.com/motokyosoba/

福島行くならやっぱり馬でしょ!の旅④~ユビキタス&エンゲルグレーセ&トーセンダンディ~見学

長々と綴って参りましたがこれがラストだよ!福島馬旅の記録。 最後にご紹介するのは南相馬市ふれあい牧場で暮らしているあの重賞馬たち。 これまで紹介してきたお馬さんは芝で好走した馬が多かったのですが…ここにはダート重賞で活躍したお馬さんが2頭も暮らしているんですよ! そのうちの1頭がこのでっかいお馬さん(画像じゃ伝わらないけど)。 ユビキタスだー!!!!!! 【追記】2018年11月27日のソノサキでユビキタスが元競走馬のその後を追うために取り上げられたようですね! 2008年ユニコーンSのあの勝ちっぷりは忘れられませんよね。 https://www.youtube.com/watch?v=PnYYwF06Ljw 牧場内では"ユビ"と呼ばれて可愛がられていました♪ 第一印象はとにかくデカイ! おそらく現時点でも今まで会って来た中では一番大きいお馬さんと思われます。 馬体はでっかいけれど大人しくて温厚そうな性格が滲み出ていました! しかもお顔もめちゃくちゃ可愛いんですよねこれが!お目目パッチリ!!!! その近くにいたのが流星がとても印象的だったこのお馬さん。 もうホントブレブレの画像しかなかったのでスイマセン…。 2004年オールカマーの勝ち馬、トーセンダンディです。 https://www.youtube.com/watch?v=yi29XB6P0rM 2003年から2年連続秋天に出走、2004年のジャパンCにも出走してあのゼンノロブロイと戦った経験もあります。 オーストラリアにも遠征して吉田稔騎手を鞍上に2着に来たレースもありましたね~。 現在はこの地でのんびりと暮らしているようです。 この見た目もあってか乗馬では子供たちにも大人気とのこと。 そしてその隣にいたのがこれまたダート重賞で活躍したお馬さん。 2001年エルムSの勝ち馬エンゲルグレーセ!!!! この子はあまり触らせてもらえなかった記憶が…? 一応はこういう画像も撮れているということは気性が荒いとかではなかったと思います。 あまりそういう気分ではなかっただけなのかな~(笑)? 名前は忘れてしまいましたが(おい)とっても綺麗な尾花栗毛のお馬さんもいましたよ! 確かまだ当時5歳とかそのくらいの若いお馬さんだったと思います。 こちらで暮らしているお馬さんは野馬追だけに限らず草競馬にも参加しているようです。 そうそう、この日は生憎の雨の中お邪魔してしまったのですが、オーナーさんがとても親切な方でユビキタスの使っていた蹄鉄をプレゼントしてくれました(涙) それをこんな感じで加工して家に飾らせて頂いております! 蹄鉄は幸運を呼んでくれるといいますから…ユビキタスの使っていた蹄鉄ならばきっと…!!! 南相馬にお越しの際は是非こちらの牧場にも訪れてくださいね! 【!見学の際はこちらのページをお読み下さい⇒ https://www.meiba.jp/horses/view/2005104631】 ってことで福島馬旅の記録はこれにて終了でございます! 北海道ほどではないとはいえ福島でも元競争馬・引退名馬が数多く暮らしているので、競馬ファンならきっと楽しめるはずです。 これだけ回ってもまだ行くことが出来なかったところもありますし、今年から福島に来た子もチラホラいるみたいですからね。 また近いうちに福島へ遊びに行く予定です。 福島行くならやっぱり馬でしょ!!!!!

福島行くならやっぱり馬でしょ!の旅③~ダコール&ノーリーズン&ブレーブテンダー見学

まだまだ続くよ!福島馬旅の記録。 ダコール師匠! まずやってきたのは松浦ライディングセンターさん。どんなお馬さんに会えるのかなーと馬房を見て回っていると・・・ ん?!!! ダコール師匠じゃないですか!!!!! 個人的には夏になると思い出してしまうお馬さんの1頭です。 実はこのときはダコールがここにいるとは知らなかったので嬉しいサプライズになりました! ついこの間まで現役だったことを全く感じさせない大人しくて可愛らしい子でした。 ナデナデしてもじーっとしたままあのパッチリお目目で見つめ続けてくれたことは忘れられません(笑) 彼も今年の野馬追に参加したようですね♪ 今年から引退名馬の助成対象に加わったらしく、今後の馬生がより充実したものになるように願っています。 現在は馬・デイズクラブさんへ移っているようです→引退名馬のダコールのページ ノーリーズン&ブレーブテンダー 次にやってきたのは同市にある鹿頭ステーブルさん。 何といってもここのお目当てはあの皐月賞馬なんです! 馬券を一瞬で紙くずにしたレースといえば最近だとあの白いお馬さんを思い浮かべますが… https://www.youtube.com/watch?v=8_kLpZxEa6E 彼の登場前に起こった大波乱といえばやはりこのレースでしょう。 https://www.youtube.com/watch?v=A8pNtE07Uak そう、ノーリーズンです。 競争馬引退後は相馬野馬追に参加するなど元気に過ごしているらしいと聞き会いにやって来ました。 津波の爪痕が感じられる平坦な景色を進んだところにあるこじんまりとした施設で… ノーリーズン発見!!!!! 撫でても怒られないし気性の荒さは全く感じませんでしたね~。 しっかりカメラ目線も決めてくれましたよ♪ ノーリーズンと戯れつつ他の馬も見ていると… そして忘れてはいけないもう1頭。 8年間に及ぶ長い長い現役生活を走り抜いた1997年NHKマイルC2着馬もここで暮らしているんです。 ブレーブテンダーさん!!! 年齢のせいもあるのかこの子も大人しくてとってもいい子でしたよー! 上手く撮れている画像がこの1枚だったのが残念(汗) こじんまりした施設ですが名馬が3頭も暮らしているので、こちらも馬旅には欠かせない場所だと思います! 【!見学の際はこちらのページをお読み下さい⇒https://www.meiba.jp/horses/view/1999104198】 ってことで福島馬旅はまだ続きますが次回がラストかな~?

福島行くならやっぱり馬でしょ!の旅②~バシケーン&バアゼルリバー&ミリオンディスク他~見学

さて、前回の福島馬旅記事の続きでございます。 今回の福島引退馬巡り旅行の中でも個人的に一番行きたかったところが相馬中村神社。 相馬といえば相馬野馬追が有名ですよね。 このお祭りに参加するお馬さんたちが何頭もこの神社の厩舎で暮らしているんです! その中にあのG1ウィナーもいるんですよー! 野馬追出陣式もここで行われているらしく、なるほど確かに神社内はかなり広くて公園も併設されていました。 広い神社の敷地内を厩舎へ向かって歩いていく途中にこんなかわいい&神々しい白猫の兄弟(?)が…! 2匹ともめちゃくちゃ人懐っこくて可愛すぎるッ!!!! すっかりテンションも上がりつつお馬さんのいる厩舎へ。 お邪魔すると早速そこにいたのが… 障害の名馬2頭が一緒にお出迎えしてくれました(別に出迎えてはいない)! 洗ってもらってキレイな栗毛がピカピカになったバシケーン。 ご存知2010年中山大障害勝利馬です。 さすがG1ウィナーの貫禄。 先日亡くなったシルクジャスティス産駒です。 お父さんの分まで長生きしてほしいですね。 【追記】シルクジャスティスには2019年4月末に会いに行きました。 まさかそこからひと月あまりで亡くなってしまうなんて…。 その隣にいたのが(ちょっと人相悪く映ってしまって申し訳ない)2012年の中山GJ&中山大障害共に2着とこれまた素晴らしい経歴を持つバアゼルリバーです。 いきなりこんな名馬にお目にかかれて小躍りしながら厩舎内を回ります。 …と、そこに前回のグラスワールドのごとく首を一心不乱に振りまくるお馬さんがいるではありませんか。 地方交流重賞で大活躍したミリオンディスクだー!!! とても頭を撫でられる状態ではなかったので触れ合うことは出来なかったのが残念(汗) 種付け数こそ多くないもの、ミリオンディスクは種牡馬入りもしているので産駒をたまに見かけますね。 その近くにいたのが個人的に一番人懐っこいと感じたお馬さんでした。 どう?中々イケメンに映ってるでしょ? こんな可愛らしい表情も出来るよ! 彼の名前はエアカーネリアン。 中央⇒地方移籍と6年間の長い現役生活を走り抜いたスペシャルウィーク産駒です。 流星の感じがちょっとお父さんに似ているような? とにかく人懐っこくて可愛かったのでいっぱい触れ合ってきました! そして今回ご紹介する最後の1頭はこちらのお馬さん。 2013年ラジオNIKKEI賞出走経験もあるミエノワンダーです。 先ほどのエアカーネリアンはスペシャルウィーク産駒、そしてミエノワンダーは皆さんの連想通りグラスワンダー産駒ということでちょっとした因縁がありますね(笑) 画像はこれだけしかまともに映っているのがなかったのですが(汗)、この子も気性が荒いという感じはしませんでした。 記事内で紹介した馬はこれだけですが、他にもたくさんお馬さんがいましたよ~! 神社参拝がてらお馬さんとの触れ合いが楽しめるので超オススメスポットです(厩舎訪問の際はスタッフの方に許可を取ってください)! ご神馬がいるような神社でも中々これだけの頭数の元競走馬がいるところはないですからね。 競馬ファンなら1度は参拝しておきたい神社の1つだと思います。 福島で引退馬巡りするなら相馬中村神社は外せないぜ! ってことでまだまだ福島での引退馬巡りは続きます…。

福島行くならやっぱり馬でしょ!の旅①~メジロマイヤー&グラスワールド&マイネルアムンゼン~見学

福島県南相馬市。 未だに震災の傷跡が方々で垣間見られる街です。 そんな街でのんびりと余生を過ごす名馬たちに会うべく福島県名馬巡りの旅を昨年してきたので、その記録を綴っていこうと思います! 福島にはあの頃の名馬がたくさん暮らしているので競馬ファンなら間違いなく楽しめるはずです! まずやって来たのは同市にある仲山トレーニングセンター。 個人で運営されている乗馬クラブなのですが、何とここには重賞ウィナーが3頭も暮らしているんです! レースを観ていて嬉しい瞬間や感動する瞬間は色々ありますが、中々勝てなかった馬が久々に1着でゴールインした瞬間というのも感動してしまうものです。 特に長いこと応援してきた馬であれば尚更ですよね! というわけでまずは当時の重賞最長間隔勝利記録を持つこちらの馬をご紹介。 先日のツルマルボーイの記事でチラッとご紹介したとおり、2004年安田記念でハイペースで大逃げを打ったのがこのメジロマイヤー。 川田騎手と共に小倉大賞典を勝つまでは実に4年の歳月が流れていました。 息の長い活躍を見せてくれたマイヤーも訪ねたときにはもう18歳。 大分落ち着いているのかなと思いきや兎に角元気&やんちゃでビックリしてしまいました(笑) 他の馬のところに行こうとすると網に顔をこすり付けてギコギコと音を立ててかまってアピールをし、いざかまってやろうとすると鼻の周辺以外は嫌がる。 で、また他の馬のところに行こうとするとryっていうのを繰り返して遊んでいました(笑) かわいかったなー。 でもこちらのクラブのオーナーさん曰く馬追ではとてもじゃないけど人を乗せられないほど危ない馬なんだそうで…正直その話を聞いて驚いてしまいました。 だって、このクラブには指一本も触れられないほど機嫌の悪いお馬さんがいたんですから。 2002年ダービー卿CTの勝ち馬、グラスワールド! お腹が空いていたのか?飼い葉桶を揺らして常に首を振りまくっている状態。 撫でようと近づこうもんなら威嚇! ってことで触れ合うことが出来なかったのが残念。 しかしオーナーさん曰くグラスワールドが一番乗りやすい馬とのこと! いやーわからないものですね…何せ乗馬なんて全くのド素人なもので…。 そんな彼ですが、今調べたところ昨年虹の橋を渡っていたことを知りました。 私たちが訪ねたのが昨年2017年の9月末、訃報があったのはそこからすぐの11月だったようですね。 再会を楽しみにしていたのですが叶わずとても悲しいです…。 グラスワールド、どうか安らかに。 こちらにいる重賞ウィナー最後の1頭はこちらの名馬です。 エプソムC連覇という輝かしい経歴を持つマイネルアムンゼン! この子はグラスワールドとは違い機嫌が悪そうにしているところはなかったのですが(笑)、常に横揺れをしている状態。 それも舌をペロペロさせながらね(笑) ぺろ~ん! 何ともマヌケで可愛かったです! グラスワールドの訃報は残念でしたが、3頭とも昨年会ったときには元気そうに暮らしていましたよ。 オーナーさんがとても親切な方で気付けばかなり長居をさせて頂きました。 名馬と触れ合わせて頂き本当にありがとうございました <(_ _)> あの頃の名馬を巡る福島旅行はまだまだ続きます! 【!見学についてはこちらのページをご参考ください⇒https://uma-furusato.com/i_search/detail_farm/_id_1497】 続き↓