1998年のクラシック世代。スペシャルウィークが注目される中で皐月賞前まで裏街道を歩み、秘密兵器的な存在の馬がいました。
その名はエモシオン。母はオークス馬のアドラーブル、父はトニービンという期待の良血です。
97年の中京3歳Sではメジロマックイーン産駒の期待馬エイダイクインに不覚をとるものの、翌年春のすみれSを快勝し皐月賞では4番人気に推されました。
結局は表街道を歩んできたスペシャルウィークやセイウンスカイには負けてしまい4着、ダービーでは9着と大負けをしてしまうんですが、菊花賞では3着と実力を発揮。
翌年の京都記念を制したときはいよいよ本格化か!と思ったものですが・・・とんと名前を聞かなくなり、故障で休養した後はさっぱりで現役最後は地方競馬で走っていたことを最近知りました。
そんなわけで期待されながらもG2勝ち1つに終わってしまったエモシオンですが引退名馬繋養展示事業によって白井牧場不二ファーム乗馬クラブに繋養されている事を知り、会いに行ってきました!!
エモシオンと触れ合う
事前に連絡しておいた時間に牧場の事務所を訪問。
事務の人がエモシオンのいる厩舎まで車で先導してくれました。
厩舎に着いて別のスタッフの方とバトンタッチ・・・案内された馬房へ行ってみると・・・
いましたー!エモシオンです!!
写真を撮りやすいようにとスタッフの方が扉を開けてくれたのですが、肝心のエモシオンは水を飲むのに忙しいご様子。
エモちゃーん、エモちゃーんと呼ばれてもしらんぷり。
どうやらエモちゃんと呼ばれている様子。
スタッフの方がこちらを向かせてくれました。
よく見たら口の周りが緑になってるw
その後も草の中に落ちたエサを探してむしゃむしゃやるエモシオン。
歳をとっても食欲旺盛で何よりです。
最後に隙を見て顔をあげた時の表情の一瞬を撮らせてもらいました。
目がまんまるでかわいらしい!
スペシャルウィークやキングへイローといった同期の訃報が続いているのでエモシオンには長生きしてもらいたいです。
見学の際は引退名馬のページを確認の上事前連絡が必要です。
ちなみにこちらの牧場にはオースミイチバンくんもいます。
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