97年の天皇賞春、外から鮮烈な末足でサクラローレル、マーベラスサンデー以下を撫で切ったあの馬。
覚えている人も多いでしょう。マヤノトップガン。
3分14秒4というタイムに驚愕したのを覚えています。
それまではG1馬ながらも人気を裏切ったりムラの多い走りでしたが、後方待機策でさらに覚醒したといった感じでした。
その後さらなる飛躍が期待されたマヤノトップガンえしたが、調教中に屈腱炎を発症したために引退となりました。
種牡馬としては大活躍した産駒はいないもののコンスタントに活躍馬を出し、チャクラが後継種牡馬に!
そんなトップガンが種牡馬引退後、優駿メモリアルパークで余生を送っていると知って見学に行ってきました!
優駿メモリアルパークの入口付近。オグリキャップの像がお出迎えしてくれます。
奥へ進むと優駿記念館が見えてきます。
中ではオグリキャップの記念グッズなどが販売されていますが、マヤノトップガンに会いに来たので中には入らず周囲を見渡してみると・・・
トップガンキター!!
記念館向かって右側の放牧地にマヤノトップガンがいました!!
体調や天候によって放牧されないこともあるとのことでしたので会えるかどうか心配でしたが、この日は天気も良くトップガンが放牧されていました。
でもトップガンは草を食べるのが忙しいようで、こっちには見向きもしません。
けっこう人の往来があるから、少々人が通っても気にならなくなったんでしょうね。
尻尾をぶんぶん振りながら草を食むマヤノトップガン。
とってものんびりした雰囲気ですが、ものすごい勢いで草を食べてます。
こちら側に少し顔を向けてくれました。相変わらず草を食べ続けてますが・・・
タイトルを争ったサクラローレルともども長生きしてもらいたいものです。
★元競走馬・引退名馬めぐりをしています!
優駿メモリアルパーク・優駿記念館
住所:新冠町朝日276-3
優駿メモリアルパーク内の優駿記念館は3月末ぐらいから11月頭ぐらいまで開館しているようで、その期間はマヤノトップガンの見学も可能なようです。
正確な期間については競走馬のふるさと案内所でご確認を。
直接訪問可能ですがマヤノトップガンは天候や体調によって放牧されていないこともあります。
あと、間違って優駿スタリオンステーションに入ってしまわないようご注意を。
2019年11月5日追記
2019年11月3日に永眠したとのこと。どうぞ安らかに。
【マヤノトップガン天国に旅立つ】
— カンテレ競馬 (@ktvkeiba) November 5, 2019
3歳にして1995年の有馬記念を制すなど
数々のビッグタイトルを獲得
競馬BEAT解説者•坂口正大元調教師が
管理し、競馬ファンに愛された
名馬マヤノトップガンが
11月3日(日)老衰のため
27歳で天国へと旅立ちました
どうぞ安らかに。
ブライアンと会えますように! pic.twitter.com/ATszYSKc4N