福島県南相馬市。
未だに震災の傷跡が方々で垣間見られる街です。
そんな街でのんびりと余生を過ごす名馬たちに会うべく福島県名馬巡りの旅を昨年してきたので、その記録を綴っていこうと思います!
福島にはあの頃の名馬がたくさん暮らしているので競馬ファンなら間違いなく楽しめるはずです!
まずやって来たのは同市にある仲山トレーニングセンター。
個人で運営されている乗馬クラブなのですが、何とここには重賞ウィナーが3頭も暮らしているんです!
レースを観ていて嬉しい瞬間や感動する瞬間は色々ありますが、中々勝てなかった馬が久々に1着でゴールインした瞬間というのも感動してしまうものです。
特に長いこと応援してきた馬であれば尚更ですよね!
というわけでまずは当時の重賞最長間隔勝利記録を持つこちらの馬をご紹介。
先日のツルマルボーイの記事でチラッとご紹介したとおり、2004年安田記念でハイペースで大逃げを打ったのがこのメジロマイヤー。
川田騎手と共に小倉大賞典を勝つまでは実に4年の歳月が流れていました。
息の長い活躍を見せてくれたマイヤーも訪ねたときにはもう18歳。
大分落ち着いているのかなと思いきや兎に角元気&やんちゃでビックリしてしまいました(笑)
他の馬のところに行こうとすると網に顔をこすり付けてギコギコと音を立ててかまってアピールをし、いざかまってやろうとすると鼻の周辺以外は嫌がる。
で、また他の馬のところに行こうとするとryっていうのを繰り返して遊んでいました(笑)
かわいかったなー。
でもこちらのクラブのオーナーさん曰く馬追ではとてもじゃないけど人を乗せられないほど危ない馬なんだそうで…正直その話を聞いて驚いてしまいました。
だって、このクラブには指一本も触れられないほど機嫌の悪いお馬さんがいたんですから。
2002年ダービー卿CTの勝ち馬、グラスワールド!
お腹が空いていたのか?飼い葉桶を揺らして常に首を振りまくっている状態。
撫でようと近づこうもんなら威嚇!
ってことで触れ合うことが出来なかったのが残念。
しかしオーナーさん曰くグラスワールドが一番乗りやすい馬とのこと!
いやーわからないものですね…何せ乗馬なんて全くのド素人なもので…。
そんな彼ですが、今調べたところ昨年虹の橋を渡っていたことを知りました。
私たちが訪ねたのが昨年2017年の9月末、訃報があったのはそこからすぐの11月だったようですね。
再会を楽しみにしていたのですが叶わずとても悲しいです…。
グラスワールド、どうか安らかに。
こちらにいる重賞ウィナー最後の1頭はこちらの名馬です。
エプソムC連覇という輝かしい経歴を持つマイネルアムンゼン!
この子はグラスワールドとは違い機嫌が悪そうにしているところはなかったのですが(笑)、常に横揺れをしている状態。
それも舌をペロペロさせながらね(笑)
ぺろ~ん!
何ともマヌケで可愛かったです!
グラスワールドの訃報は残念でしたが、3頭とも昨年会ったときには元気そうに暮らしていましたよ。
オーナーさんがとても親切な方で気付けばかなり長居をさせて頂きました。
名馬と触れ合わせて頂き本当にありがとうございました <(_ _)>
あの頃の名馬を巡る福島旅行はまだまだ続きます!
【!見学についてはこちらのページをご参考ください⇒https://uma-furusato.com/i_search/detail_farm/_id_1497】
続き↓
[…] さて、前回の福島馬旅記事の続きでございます。 […]
[…] ⇒記事にしました!) […]
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