あの名馬は今~2021年グレイスフルリープの現在~変顔も見せてくれる!
秋の地方ダート祭典といえば…JBC!!
それが初めて中央競馬場で行われた年がありました。
2018年。
初めて京都競馬場で開催されたJBC、関西G1のファンファーレが1日に3度流れたことは記憶に新しいです。
大井の帝王・的場文男騎手が中央競馬にも参戦したりと大盛り上がりの1日でしたね。
2018年、この年の競馬を一言で表すのであればこれに尽きるでしょう。
ルメール。
まさにルメール騎手の年でした。
日本の競馬史を塗り替えた最強牝馬・アーモンドアイが3冠牝馬に輝いたのもこの年。
そのアーモンドアイによるジャパンカップの衝撃レコードが生まれたのもこの年でした。
アーモンドアイの主戦ジョッキーを務めたルメール騎手が、アーモンドアイ以外の馬に跨ってもG1を獲りまくる。
モズアスコットが連投で安田記念を制したのもこの年です。
神ってるルメール。
ほぼ毎週のようにルメール騎手の勝利ジョッキーインタビューが流れましたね。
アーモンドアイで乗りに乗ったルメールウェーブは秋でも衰え知らず。
またルメールだ~!
そんな実況が生まれたのが2018年JBCスプリントでした。
https://www.youtube.com/watch?v=Exm_N58kSDI
(こちらの動画は違う放送局verのようです)
そのJBCスプリントの勝ち馬が福島県で第二の馬生を送っていることは知っていたのですが、いかんせんこのコロナ禍。
先日ようやく会いに行くことが出来ました(涙)!
1年以上の間遠征してお馬さんに会いに行くことも叶わなかったので、久々の遠征は楽しみで仕方ありませんでした~。
やって来たのは何頭もの名馬が引退後の余生を送る福島県南相馬市。
市内にある乗馬クラブ、松浦ライディングセンター内にある馬・デイズクラブさん。
この記事以来3年ぶりの訪問です。
(当時在厩していた名馬たちは同じ市内の乗馬クラブへ移動していました。)
スタッフの方にご挨拶をしてから早速厩舎へ。
そこにいたのが…
お?
グレイスフルリープだー!!!!!
わぁ~やっと会えたね…(涙)
実は2年前にも見学を試みたことがあったんですよ。
その時は残念ながらスタッフの人がいないということで見学は出来なかったのです…。
2年越しということもあり喜びもひとしお!
いっぱいもふもふしまくる私を嫌がることなく受け入れてくれる優しいグレイスフルリープくん。
まだまだ栗毛がツヤツヤで若々しい♪カワイイ♪
ちなみにこのグレイスフルリープくん、意外な特技がありまして。
グレイスフルリープの検索サジェストにある通り…何と「変顔」が得意なんです。
#グレイスフルリープ、大アクビ中の変顔も。 pic.twitter.com/R1OPNxjcLO
— 日刊ゲンダイ 競馬 (@gendai_keiba) April 18, 2018
いやもう、こんな変顔を見ちゃったらファンにならざるを得ないでしょっていう。
(まぁ、マテラスカイとキタサンミカヅキに全てを賭けていた私は残念ながら馬券を外してしまったんですけど…(苦笑)
なのでちょっとだけ期待してたんですよ、この変顔が見られないかなって。
ちょうどお昼ご飯時も過ぎて、日差しも暖かくて。
何となくうとうとしちゃうっていうか、睡眠不足なのもあってか私も眠くてあくびをついつい連発してたんです。
そんな私の眠気が移ったのか?
何やらさっきから口を大きめに開けてボーッとするグレイスフルリープくん。
もしかして?もしかして?
これって???
!!!!!!
うおー!!なんというサービスショット!!!!
これが見たくて会いに来たといっても過言ではない(おい)、グレイスフルリープくんの生変顔!!
本当はこんなに可愛らしいお顔なのに…
現役時代からこのギャップは全く変わっていませんでした。
もうこれが見られただけでも大満足です。
一度も不機嫌になることもなく大人しく触れ合ってくれたグレイスフルリープくん、色々な人に愛されて育ってきたお馬さんなんだなぁと感じました。
コロナ禍でも見学させて頂いた松浦ライディングセンターさんに感謝申し上げます。
グレイスフルリープくんありがとう!また会いに行くからねー!!
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見学の際は引退名馬のページを参考にどうぞ。
★元競走馬・引退名馬めぐりをしています↓
あの名馬は今~2020年現在のソリタリーキング~千葉県旭市にて
今回会ってきたのはソリタリーキングです!
ソリタリーキングは以前にも某乗馬クラブで出会っているのですが、引退名馬に登録され、現在は千葉県旭市に移動しているということで会ってきました!!
やってきたのは千葉県旭市の大間手放牧場。放牧場へやってくると放牧場の方がソリタリーキングのところまで案内してくださいました。
久々に再開したソリタリーキングですが・・・カゴに入った草をバクバク食べてこちらには見向きもしません。ひとしきり草を食べて相手をしてくれるかと思ったらタッタッタと駆け出して放牧場に設置されたコンテナの方へ・・・
コンテナの中に残った草を食べ始めてしまいました。ちょっとは相手してくれよー
あの名馬は今~トップガンジョー・スーパーナカヤマ・メジロランバートの現在~十和田馬術協会にて
今回はいっぺんに3頭もの元競走馬に会える場所へ行ってきました。
行ってきたのはスーパーナカヤマ、トップガンジョー、そしてメジロランバートのいる十和田馬術協会です。
事前に引退名馬のページを見て見学の申し込みをしてOKをもらえたので、事務所らしき場所へ行ってみると馬術協会の方が厩舎まで案内してくださいました。
ワクワクしながら厩舎をのぞいてみると・・・こいつが「メジロランバート」だよと。
「やった!メジロランバートもいるの?」
あの名馬は今~2020年2月のネオヴァンドーム~
元競走馬訪問の際には引退名馬などを参考にしているのですが、先日引退名馬のページをチェックしていたら千葉県成田市のサイトウ乗馬苑さんにネオヴァンドームが加わっているではありませんか!
ネオヴァンドームは2010年のきさらぎ賞馬。2月に訪問するにはぴったりのお馬さんだしいっちょ会いに行ってくるかということで会ってきました。
事前に電話連絡しておいたサイトウ乗馬苑さんに到着してネオヴァンドームの見学にきたことを伝えると「あれがそうだよ」といわれ、放牧されている馬のところへ。でもなんか流星が違う気が・・・よくよく確認してみたら厩舎にいるのがネオヴァンドームでした。
食事中のネオヴァンドームにご対面。
食事中だと近づいても見向きもしない馬が多いのですが・・・
顔をあげてくれました!
でもなんかすごい目でこっちを見てる!
何しに来たんですかみたいな目です。でも噛んだりはしないしとっても穏やかでした。お腹が満たされていたからかな?
何か食べ物をもらえると思ったんでしょうか。
しかし何もあげられないんだ。ごめんよ。
引退名馬のプレート。
重賞勝ちはきさらぎ賞のみですが、オープンの都大路Sを連覇しているようです。
しばらくするとまた食事に戻ったネオヴァンドーム。
この角度からだと目はギロっとしてませんね。とってもかわいらしいです。
最後に食事に夢中な写真を撮らせてもらいました。どうぞお元気で。
見学の際は引退名馬のネオヴァンドームのページを参考にどうぞ。
あの名馬?は今・ネコビッチに会いに牧之原乗馬クラブへ行ってきた
名馬探訪・・・今回は静岡県の牧之原乗馬クラブに入厩したネコビッチに会ってきました。
競走馬時代はダートで2勝を挙げたネコビッチ。母系には名牝ロジータの血が入っています。重賞は勝っていませんがネコ軍団の人気ホースということで名馬扱いでお願いします。
TCCのふれあいプランで訪問
ネコビッチくんは現在、引退馬ファンクラブTCC FANSに所属しています。
TCCは引退馬の支援を目的とした団体で、会員になると所属する馬とふれあったり乗馬をしたりといったことが可能になります。
今回はふれあいプランを予約して会ってきました。
あの名馬は今~2019年エイシンプレストンの現在~
いよいよ本日に迫った香港国際競争シリーズ!
昨年のウインブライトが記憶に新しいですが(今日もがんばれ!)、やはり彼のお父さんであるステイゴールドを思い出す人も多いでしょう。
既に大種牡馬になりそうな予感がする世界のロードカナロアによる連覇もまだつい最近のことのように思えます。
そして忘れてはいけないのがこの馬です。
https://www.youtube.com/watch?v=qTUNOU8t78U
世界のロードカナロアあれば世界の福永あり。
香港G1・2勝という偉大な記録を持つエイシンプレストン!
日本でも朝日杯を勝っているので国内海外合わせてG1・3勝、重賞8勝という名馬です。
ちなみにNZ4歳Sを勝ったのときの2着馬がマチカネホクシンでした。
引退レースも香港という香港の似合う馬でしたね。
2003年に現役引退後は種牡馬になりましたが、現在は既に種牡馬も引退し故郷の北海道でのんびりと過ごしていました。
ゴールデンウィークを利用して会いに行った我々。
天気にも恵まれわくわくしながら馬房へご挨拶へ伺うと…
そこにはすっかり食事に夢中でそっぽを向いたプレストンが!
スタッフの方が気を遣って向こう側の扉を閉めて、こちら側に顔を出すようにしてくれました(感謝)!
うおー!!!あのエイシンプレストンだー!!!!
にんじん咥えてるー!かわいいー!!!
食事後に口の周りが汚れてるのもご愛嬌~!!!
スマホにも興味津々!きゃわわ!!
特に威嚇されるようなこともなく撫でさせてもらえたので、けっこう人懐っこそうな印象を受けました。
22歳になったエイシンプレストン、若々しく無邪気な姿を見せてくれました。
まだまだ長生きするんだぞー!!!
↓動画も撮ってみました!↓
★エイシンプレストンの見学については必ずこちらをご覧下さい。
https://www.meiba.jp/horses/view/1997110161
★元競走馬・引退名馬めぐりをしています↓
あの名馬は今~2019年エアソミュールの現在~
引退馬探訪、今回は2014年の毎日王冠を制したエアソミュール号です。
ちょっと戦績を振り返ってみると・・・
2011年にデビューしたエアソミュールはクラシック戦線には乗れなかったものの2012年秋頃から徐々に力を付け、2014年に毎日王冠を制覇。G1出走こそ無いもののその後重賞を5戦して全て掲示板と堅実な走りを見せていたようです。
毎日王冠を勝ったあとは「なぜ天皇賞を回避したのか」などと当時はいろいろ物議を醸したようですね。
そんなエアソミュールですが左前種子骨靭帯の炎症で引退。吉備高原サラブリトレーニングで訓練を受けて岡山乗馬倶楽部へ転向。そして2019年6月に千葉県八街市の馬事学院に移動してきました。
見学には引退馬ファンクラブTCCへの入会が必要
エアソミュールはTCCに所属しています。TCCとは競走馬の引退後の支援を目的としてファンディグを行う団体です。入会すると特典として所属するTCCホースと触れあったりグッズを購入したりといったことが可能となります。
会費は1000円で特定の馬を支援したい人は会費+半口2000円、1口4000円で支援ができます。自分はとりあえず1000円だけですが会員になってます。
TCCの入会についてはこちらから
いざ馬事学院へ
と前置きが長くなりましたが、事前にTCCのサイトから見学の予約をしておいて、馬事学院へやってきました。
受付らしき建物で見学を予約していることを伝えると係りの人が馬房へと案内してくれました。馬事学院は将来馬に携わる仕事に就くことを目指して高校生や専門学校生が日々技術を磨いているようです。
馬房まで行く間もいろんな学生さんから「こんにちは」と挨拶され、指導が徹底してるなあとしみじみ・・・
エアソ君と対面
そして馬房までやってきてエアソミュールとご対面。係の人はエアソ君と呼んでいるようです。
馬房の前で見学なのかなーと思ったらエアソ君を外に出してくださるそうで、外へ移動しての触れあいとなりました。
外へ出たらまずは砂浴びをするエアソ君。そして草を探しはじめました。こっちのことは知らんぷりです(笑)。見かねた馬事学院の学生さんが草で誘導してこっちまで連れてきてくれました。
目の前までやってきたエアソ君。
とっても優しそうな横顔をしていますが相変わらずこっちには興味ないみたい。
しばらくしたらまた草を探してうろうろし始めてしまいました。
しかーし!持ってきたにんじんに気づくと豹変!にんじんをあっという間に平らげたあとは人参を探してうろうろしはじめました。
「もうにんじんは無いの?」と人の服をくんくん。
「にんんじんどこー?」としばらく周囲を探していました。
エアソ君は馬事学院でも一番というぐらい食べるそうです。でもあんまり食べ過ぎるとテンションが上がり過ぎちゃうから量を調整しているんだとか。
にんじんが無くなったあとはしばらく柵をガリガリやってましたが、もうもらえないと分かると周囲を観察しはじめたエアソ君。
このへんで時間になったので最後に写真を撮らせてもらってお別れです(ピントが背景に合っててごめんなさい)。
エアソ君、これからも馬事学院で学生さんたちと元気にやってください。
★引退名馬・元競走馬めぐりをしています!↓
あの名馬は今~2019年グランシュヴァリエの現在~
5月のことですが、この日とある引退名馬を目当てにやって来た乗馬クラブさん。
ここでは思いがけない名馬との再会が立て続けにあったのですが、そのうちの1頭がダート路線で頑張っていたこの馬!
スマートファルコン、フリオーソ、エスポワールシチー、テスタマッタ…個人的にはダート馬黄金期の1つとも言えるこの時期も含めて、7年間という長い現役生活を終え、晴れて種牡馬入りを果たした彼がそこにいました。
マイルCS南部杯3着の実績がありながらも、それ以降の重賞では中々好走出来ずにいたグランシュヴァリエ
それでも今は無き福山競馬場を含め地方を転々と、コンスタントに74戦を無事走り抜きました!
正に無事之名馬ですね。
種牡馬入りするというニュースを聞いたときは本当に嬉しかったです。
まさか会える機会があるとは思ってもいなかったので、あまりにも嬉しくて馬房の前でしばらくずっと見ていました(笑)
特にキツそうなところもなく、こんな感じでマイペースに過ごしていましたよ。
お隣さんの某重賞出走馬とも仲良くやっているようです(笑)
呼ぶと時々こうやって顔を見せに来てくれます!
そこがとってもかわいい~!!!
今現在の産駒数は8頭、門別で頑張っている子が多いようですね。
いずれはスーパーステションのように南関東でも、ゆくゆくは中央でも活躍してくれる子が出てくるといいなぁ~。
グランシュヴァリエ、第二の馬生も最後まで走り抜けるよう祈っています!
★引退名馬・元競走馬めぐりをしています!↓
あの名馬は今~2019年マイネルブラウの現在~
福島馬旅2019の合間に、この夏会ってきたお馬さんの現在を綴っておきます!
この日やって来たのは静岡県にあるとある乗馬クラブさん。
ちょうど名馬の訃報が続いている頃で、確実な情報もないまま訪ねたのですが…
あっどうも…
ん????
いたーーーー!!!!マイネルブラウだー!!!!
河内の夢でお馴染みアグネスフライト共に2000年度ダービーを走りぬいた彼は、その後も地道に頑張り続け2003年の小倉大賞典では11番人気ながら悲願の重賞タイトルを手に入れました。
ダービー以降G1には届かなかったものの、G3では堅実な走りを見せていましたね。
現在22歳になったマイネルブラウ。
毛艶も良く年齢を感じさせない元気そうな姿を見せてくれました!
いつまでも元気でいてねー!!!
★引退名馬・元競走馬めぐりをしています!↓
あの名馬は今~2019年プレミアムボックスの現在~
南相馬の旅・・・今回会ってきたうちの1頭はプレミアムボックス!
2005年から中央の短距離路線を走り続け、オーシャンS、CBC賞、京阪杯とスプリント重賞を3勝したお馬さんです。
G1級では二桁着順ばかりで結果が残せませんでしたが重賞3勝は立派です。
現在は南相馬の地で野馬追の馬として生活しているということで会いに行ってきました!
オーナーさんに案内してもらってプレミアムボックスの馬房へ行ってみると・・・
いました!プレミアムボックスです。
馬房の中で退屈をしていたのか来訪者をみると興味深々。
写真を撮ろうとしたら頭を鼻のあたりをこすりつけてくるのでこんな写真になってしまいました。
やっと止まってくれたので1枚まともに写真が撮れました。
でも止まっている時間はほんの一瞬。
荒らぶりすぎだろうこれは(笑)よっぽど遊んで欲しかったみたいです。
常に頭を動かしていて、服の臭いをかいでエサを探してみたり、人の腕を甘噛みして遊んでみたり、とってもやんちゃでした。
腕にちょっと痕が残った・・・
「なんだよ」みたいな顔をするプレミアムボックス。
プレミアムボックスが荒らぶっているのでなかなか撮れませんでしたが、こちらがプレート。
近くの壁には現役時代の写真と戦歴が貼ってありました。
こうして見るとけっこう走ったんですねえ・・・
あんまりやんちゃだったのでもう少し遊んでいたかったですが、プレミアムボックスとバイバイ。
最後に馬房の外側にも回って挨拶しました。
その時は外の景色を見ていてこっちにはしらんぷりでした(笑)
最後までフリーダムなやつです。
見学の際は引退名馬のページを参考にどうぞ。
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