突然ですが先日中国に行ってきました。
競馬関係ないだろ!って思ったそこのアナタ、実は乗馬や牧場見学目的の旅だったりするかもしれないじゃないですか。
今現在ギャンブルとしての競馬は大陸では中止されているとはいえ、一昔前までは北京にも競馬場があったんですよ(今は完全に廃墟と化してるらしいんですがマジですか)。
武漢にも競馬場があるんですよ。
だからその跡地を観に……行ってないんだよなぁこれが。
そんな馬要素は1mmもなかったんだよなぁ。
普通に日本人が想像するところのTHE 中国的な旅をしてきたわけですよ。
これが今まで旅した中で一番チャイナっぽかったんですよねー。
だって、パンダに三国志に麻婆豆腐ですよ?
これだけで私がどの地方に行ったか大体想像の付く方も多いんじゃないでしょうか。
そうです。
アルコセニョーラなんです!
四川省なんです!
一応中国(大陸)には3回ほど行ったことがありまして、今まで旅した都市は上海(初中国)・寧波・広州・深センと全て沿岸部。
そろそろ内陸デビューしてもいいんじゃねってことで四川省をチョイスしたのであります。
※最後まで福建省と悩んだのは内緒な!
これで中国も4回目。
ラッキーなことにこれまで特にこれといったトラブルもなく、毎回1週間ほどの旅を終えてきたんですけど…そのせいですかね。
どこかで旅慣れしてると勘違いしている自分がいて(たったの4回目のくせに)、今回もそんなトラブルなんてまずないだろーくらいに考えていたのでした。
それが今回2度もトラブルに見舞われるとは…。
それも1度目は出国早々に訪れたのです。
【あれ?これ間に合わないんじゃね?】
睡眠時間3時間足らずでも元気に出発してリムジンバスにもオンタイムで乗車。
羽田空港にはいつも通り2時間以上前には到着。
前日の雪予報で多少の不安はあったものの飛行機の遅延情報もなく、チェックインも出国手続きも余裕を持って済ませて無事搭乗完了。
うまいのかまずいのかよくわからない味の機内食を食べながら、眠気マックスでも気分はすっかりチャイナモードの私でした。
(どうでもいいけど機内食ってご飯にパンまで付いてくるとか普通にあるのは何故なんだぜ)
そう、時計を見るまでは。
到着時既にトランジットまで1時間を切っていたのでした。
【トランジット1時間半の罠】
私、何を隠そう今までトランジット童貞だったんです。
上海も広州も直行便でしか行ったことないんですよ。
そのためトランジットってどういう感じなのかイマイチ分かってない部分がありました。
“トランジット時間2時間切ってるので気をつけてくださいね”
だからチェックインカウンターのお姉さんにこう言われたこともあまり気にしてなかったんです。
いや1時間半もありゃ間に合うでしょ(←馬鹿)、なんて高をくくっていたんです。
それが大きな間違いでした。
初搭乗の中国国際航空(エアチャイナ)さん、北京国際空港に見事40分遅れで到着。
残された時間は1時間足らず!
いやいやこれ絶対ヤバいやつですやん!
にも関わらず入国審査前には長蛇の列が出来ている(当然)のを見たとき血の気が引きました。
しかし私には何故かこういうときだけはどこか冷静になれる機能が備わっているようで、入国審査の列に並びながら同じようなトラブルに遭った人がどんな対処をしたのか必死で検索していました。
こういうときデュアルsimスマホは便利だなーって思いましたね。
現地に着いたらsimカードを入れ替えることなくすぐにアクティベート出来ちゃうんで。
といっても特にこれといった解決策があったわけでもなく、まずはチェックインカウンターに行かなければどうにもならないと入国審査を終えたらひたすらダッシュするしかありませんでした。
【北京国際空港広すぎ問題】
私の脳内マップでは、入国審査を終えてエスカレーターを降りた先にあるのはバゲッジ・クレームのはずでした。
…ってあれ?
(冷静機能のおかげで記事にするべく撮れたブレブレの画像)
なんか空港内なのにこんなモノレール走ってますけど?
え?まさかこれに乗らないと荷物受け取れないんすか?
しかも5分に1本間隔なんすか?
もうあと10分もないんですけど?
あっ…(察し)
終わった…完全にオワタってやつだこれ…
(終わったことを察知して再度撮り直した画像)
まぁあれだ、兎に角荷物を受け取ろう。チェックインカウンターに行こうじゃないか。
ってか予想以上にめっちゃ距離あるな。
多分埼京線の池袋~新宿間くらいは走ってるな。
その割りにスピードはアンパンマン号レベルだな!
って感じで北京国際空港の広さを認識したのでありました。
【あなたが神か】
開門ダッシュの如くバゲッジ・クレームにダッシュ移動しながらも、“トランスファー(乗り換え)?トランスファー?”と呼びかけながら北京⇒成都(他にも3都市くらい書かれてた)とプリントされた紙を持った男性(=神)を私は見逃しませんでした。
荷物を受け取ってその神の元に走り寄り、”my flight was delayed !my flight was delayed!”と必死で飛行機遅れたせいでトランスファー出来なかったぞどうなってるんやアピールをします。
そしてあーハイハイって感じで神が差し出したのが…既にフライトスケジュールが変更されている新しい航空券でした。
しかしその時はまだスケジュールが変更された航空券であることには気付かず、神にこれからどこに行けばいいんやと詰め寄ります。
またもやあーハイハイって感じであそこの手荷物検査抜けて並んで来いと言われ、その後の一言がオワタモードの私を完全に復活させてくれたのでした。
“You have more time!”
は?ってことで航空券をチェックすると…午後13:30発だったはずの飛行機は17:30に変更されていたのです。
あなたが神でしたか…!
いやマジで神に見えたんですって。
トランジットプロな方々はこんなトラブルでも涼しい顔をしてクリアしてのけるのでしょうけど、何分私トランジット童貞なもので死にそう泣きそうになりながらダッシュしてたんですから。
こんなナチュラルに変更されるもんなのかよ!って突っ込まざるを得ませんでした。
言っとくけど機内でアナウンスとか何もなかったんだぞ!
遅延によってフライトスケジュールが変更になってますとかそういうの何も言われなかったんだぞ!!!
【なんかフライトスケジュール変更メールが続々届いてるんだが】
手荷物を再度預けて一件落着した私。
北京国際空港でどうやって過ごすかまた色々と調べていると、何やら色々と新着メールが届いていたことに気が付いたんです。
(万が一のことも考えて中国関連のメールアドレスはYahoo!メールを使ってます)
うん、何か普通に変更されてたよね!
何か普通に変更されてたんで、もし中国国際航空で遅延があってトランジット間に合わないフラグがビンビン立っちゃった方はメールをチェックすることをオススメします。
さっきも書いたように機内アナウンスも何もなかったからね。
フロントのお姉さんも時間ないから気をつけてって言うだけで、間に合わなかったときはどうすればいいとか特に教えてくれなかったからね。
なのでメールチェックしつつバゲッジ・クレームに行って紙を持ってる人がいないかを確認してみるのがいいですね。
【乗り継ぎ時間に要注意】
しっかし本当に一時はどうなるかと思いましたよ!
Trip.comで予約したホテルのキャンセル料とか新しい宿泊先探しとか、これからどうする問題が一気に降りかかってきたんですから。
日付が変わる前にホテルにチェックイン出来たときは、マジで一気に疲れが圧し掛かってきましたからねー。
ってことで今回の一番の教訓がコレです。
乗り継ぎ時間を3時間切ってるような便は間に合わなくなる可能性が十分に有り得る
ってこと。
トランジット童貞らしい感想すぎて当たり前のこと過ぎて申し訳ないっす。
だったらそんなスケジュールの便でチケット販売すんなって感じなんですけどね。
まぁ今回のような遅延からのフライトスケジュール変更はよくあることなんでしょうね、特にエアチャイナでは。
Trip advisorの口コミが☆3つってのも色々な意味で納得です。
機内食も正に☆3つって感じでしたからね。
https://www.tripadvisor.jp/Airline_Review-d8729000-Reviews-Cheap-Flights-Air-China
【啤酒没有問題】
機内食よりも個人的に超マイナスポイントなのが羽田⇒北京でも北京⇒成都でもビールが出なかったことなんですよねぇ…。
もう完全に朝ビールをキメる勢いでしたからね。
今まで国際便なのにビール飲まなかったことなんてただの一度もないんですよ!
毎回ドリンクタイムで2本は消費するレベル!
中国に行くのも青島祭りが出来るからってのが理由の半分を占めてるといっても過言ではないからね!マジで!
特にビール党でもない私が中国に行ったら青島を水のように欲するようになるんだから青島は魔の飲み物なんや…!
中国行きの飛行機に乗った段階で既にピージョウ禁断症状が出とるんや…!
それが没有(=ない)って言われたときの絶望感ときたら!
啤酒にbeer、どちらの単語も使ってどちらの便でも二回聞いたのにないって言うからさ。
なのに帰りの上海⇒成田便では普通に出て来たという謎仕様!
あるのかないのかはっきりして頂きたい!
このビール没有問題も含めて本当に☆3つでしたね。
でも旧正月前の滑り込みで跳ね上がる前の値段で取るにはここしかなかったんだもの!
2月入っちゃったら一気に跳ね上がるからさー3月もさー。
旅行記書こうと思ったら飛行機乗り降りだけで1記事使ってしまったんで、肝心な旅行記はまた次回に続きます。
[…] 前回の旅行記 […]