四川省旅行記②ホテルチェックイン~中国人の温かさに触れる~

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前回の旅行記

初っ端から飛行機遅延トラブルに巻き込まれ一体この旅行はどうなってしまうんや…と不安でしたが、無事日付が変わる前にはホテルにチェックイン出来ました。

本当は18時前にはホテルにチェックイン完了してるはずだったんですけどね。

チェックインして一休みしたら市内を散策して火鍋でも食べようかと思ってたんですけどね!

地下鉄を降りてみれば成都市内は真っ暗。

後日の新幹線移動に備えて選んだ成都東駅が最寄のホテル周辺には何もナシ!

まぁ機内食も食べたしそこまで腹が減っているわけでもないよなってことでコンビニカップ麺を買って凌ぎました。

左は拌面(中華風焼きそば)でさすが四川省だけあってピリ辛、右は武漢名物熱干麺

熱干面はなんか中東っぽいスパイスの味がしてどちらも美味でした。

このカップ麺を食べ終わったとき本当によーうーやーく一息つけたんですよ。

だってホテルチェックイン前後もちょっとしたアクシデント&トラブルがあったんですもの。

ホテルに辿り着いてから自分の部屋に入るまで約1時間くらいかかりました。

まず、チェックインしようとしたホテル自体が間違ってたからね。

1つのホテルに幾つもホテルが入ってる感じのホテル(わかり難くて対不起)だったみたいで、本来B支店に行かなきゃいけないのにA支店に行っちゃったっていうね。

親切なボーイさんが正しいフロントまで連れて行ってくれたから助かりましたよ。

でも…ここからが大変だったのよ…マジで。

チェックインして部屋のキーを渡されたはいいものの、数字の9という文字が何故かPと書かれていて自分のホテルの部屋が分からずじまいになってしまったのだ!

1P~なんて珍しい番号の部屋なんだなーと思いつつ1階や2階をさまよってみるけど、やっぱりどこにもそんな番号はない!

そのへんにいた中国人宿泊客に聞いたら“19(シージョウ)!”と言われようやく自分の部屋のある階が判明。

あぁ、これPじゃなくて9だったのね…なるほどってわかるか!

少なくとも長旅で疲れた私にはそのような閃きは浮かんできませんでしたよ。

まだそこまではよかったんですが、エレベーターキーの使い方がイマイチわからず(ハイパー機械音痴炸裂)、エレベーターキーをスライドさせてもボタンを押せない⇒エレベーターがフロント階に戻るという流れを5回くらい繰り返してました。

そこへ同乗してきた中国人宿泊客が“あなたの部屋の階はどこ?あぁ19階ね!”とエレベーターキーをスルっと難なくスライドさせ19階のボタンを押してくれたおかげで、ようやく部屋に到着することが出来たんですよ。

異国の地で人に助けられると本当に優しさが心に沁みますよね。

私も困っている外国人観光客がいたら積極的に助けよう!なんて思いつつ、ようやく自分の部屋に辿り着けた…まではよかった。

無事部屋に辿り着いて思ったのは、

あーーーーとっととシャワー浴びてさっぱりしてーーーー!

ってことでした。

なのでカップ麺食べる前にとっとと浴びようといざシャワーをひねってみると…

お湯が出ない。

いや、出てることは出てるんだけど…勢いと水量がヘアスプレー並み。

ケープレベル。

勢いだけなら恐らくケープのが勝ってる。

すごいこんなの初めて!

確かにこれまでもシャワーに難ありのホテル引いたことがあるけど、さすがにここまでのはなかったよママ!

それが何故か水方向にひねるとものすごい勢いで出てくる。

ちなみに成都の気温5度だからそこんとこよろしく。

こんなんでどうやってさっぱりしろってんだ!入国早々高熱フラグか!

ってことでフロントに文句を言いに行くとすぐさま“部屋を変えましょう!”と言われ、新しい部屋に案内されるも、これまたエレベーターキーがよくわからない感じ(馬鹿)だったのでフロントのお兄さんに付き合ってもらい無事到着。

部屋のタイプも同じだし、シャワーのお湯も問題なく出て来る。

うん、これなら問題ない。

ようやく自分の居場所を見つけることが出来たのです。

気付けば時計は1時を回っておりました。

本当は18時くらいにそんな状態になってるはずだったんだけどNE!

朝4時起きでさすがに限界ってことで到着日はそのまま就寝したのであります…zzz

んでこの辺からなんとなーく感じていたことなんですけど、ホテルのフロントやボーイさんたちの人当たりや対応が何か優しいんですよ。

上海でも広州でも寧波でも深センでもそこまで感じたことはありませんでした。

↑の都市ではこれといったアクシデントやトラブルもなかったんで、人と触れ合う機会がなかったと言われればそれまでなんですけどね。

でも何かただ漠然と、この成都という街は人に優しい雰囲気があるなと感じていました。

それが間違いではないことに私は徐々に気が付いていくのです。

つづく

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