あの名馬は今~2019年マンボツイストの現在~
南相馬お馬さんの旅、今回はダート重賞を3勝。マンボツイストに会ってきました。
マンボという名前から連想されるように父はキングマンボ。エルコンドルパサーやキングカメハメハを輩出した名種牡馬。
マンボツイストは同期のエルコンドルパサーの影に隠れてしまいましたが、長く現役を続け、平安S、名古屋大賞典、マーチSと重賞を3勝。晩年は岩手に所属し、2006年まで現役を続けていたようです。
参考:netkeibaマンボツイスト戦績
マンボツイストは現在居るのは南相馬市のホシファーム。
オーナーさんに教えてもらって馬房のところまでやってくると・・・
居ましたマンボツイストです!!
広めの馬房の中でたたずむマンボツイスト。
マンボツイストのプレート。1995年生まれの24歳。
大人しくて、近づいても大丈夫。しばらくしてエサがもらえない事がわかるの桶の水をガブガブ飲んでました。
しばらくすると飽きて馬房の奥へ引っ込んでしまいましたが・・・
呼ぶとまた出てくれました。撫でさせてくれるぐらいとっても落ち着いています。
また奥に引っ込んでしまったマンボツイスト。
呼んだら再び出てきてくれました。
今度は目もぱっちり男前に撮れました。
撫でていると、エサを探しているのかクンクンと臭いを嗅ぎ始めるマンボツイスト。歳を取っても食欲は旺盛なようです。
最後にキリリとした表情でバッチリ決めてもらってお別れ。
どうぞいつまでもお元気で!
見学の際は引退名馬のページを参考にどうぞ。
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あの名馬は今~2018年アットウィルの現在~
先日の大阪栗東奈良方面名馬めぐりで再会したこちらの二頭に続いて…
2012年にデビューしてから2017年まで主にスプリント路線で頑張っていたお馬さんの現在をご紹介します♪
この日やって来たのは大阪府貝塚市にある2016年にオープンしたばかりの乗馬クラブ・ハーモニーファーム野のはなさん。
西日本最大級の屋内馬場が魅力のとても綺麗&広~い乗馬クラブさんでした。
当初は見学者専用コースだけを周って終了するところだったのですが、ダメ元で馬名を出してみると何とありがたい事に会わせてもらえることに…!
あの名馬は今~2019年バルデスの現在~
菊花賞は最も強い馬が勝つ
…なんてことが昔から言われていますが、この数年の菊花賞馬の活躍を見ていると本当にそうなのかもしれないと改めて思います。
先日の天皇賞春をグローリーヴェイズとの叩き合いで見事制したフィエールマン。
あのオペラオーを抜きJRA獲得賞金額歴代1位となったキタサンブラック。
そして忘れてはいけないのがあの泥んこ田んぼ馬場をしっかり勝ちきったキセキです。
古馬になってから中々勝ちきれはしないものの、安定感は揺るぎないものになっていると思います。
キタサンブラックが引退した今、これほど軸馬として最適なお馬さんは他にいないでしょう(笑)
そんなキセキを筆頭に、スティッフェリオやダイワキャグニー、チェスナットコートなど、最近の重賞で活躍している馬たちと互角に渡り合うも、オープン間近のところで重度の屈腱炎により無念の引退となってしまった馬がいます。
その馬の名は…バルデス。
昨年無念の引退の後、とある乗馬クラブで第二の馬生をスタートさせていました。
https://www.youtube.com/watch?v=VVNv8XR-k3E
(許可を頂いているわけではないので詳細は伏せます)
近くまで行くとすぐに寄ってきてくれたバルデスくん!
乗馬としてリトレーニングされているからなのか、元々の性格なのかはわかりませんが、とっても穏やかで人懐っこい様子でした♪
栗毛がとってもキレイ!
撫でているときも大人しくて可愛らしいお目目!!!
柵はあるけどキリっとしたお顔も見せてくれました(笑)
もしケガがなければ今現在一線級の猛者たちと鎬を削っていたのではないか…なんて悔やんでも悔やみきれませんが、この先の長い馬生を現役の頃よりも幸せに暮らしてくれることの方が大切だと思います。
バルデスくん、いつまでも元気でいてねー!!!
P.S
どうしても重賞で活躍した馬が多くなってしまっていますが、バルデスくんのようなお馬さんもご紹介出来たらなーと思います!
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あの名馬は今〜2023年テイエムジンソクの現在〜
上位人気に支持され続けるも中々勝ちきれない中、古川騎手に手綱が変わると3連勝を皮切りにあっという間に重賞馬へ成長。
その勢いで迎えた初挑戦のG1・2017年チャンピオンズカップ…剛腕ライアン・ムーアが鞍上ながらも8番人気と意外に軽視されていたG1馬ゴールドドリームに差され、あと少しというところでタイトルを逃してしまった葦毛のニューホープ。
テイエムジンソク。
空を仰いだ古川騎手の姿は未だに忘れられません。
直後の東海Sを制すもその後は奮わず2018年JBCクラシックを最後に引退。
そして貴重なクロフネ後継として種牡馬入りしたテイエムジンソク。
そんな彼の名を引退名馬で見つけた時は驚きました。
彼以外にクロフネの後継種牡馬はもう一頭もいないのですから…。
クロフネ産駒はとにかく名牝が多いので、今後も母系で名を残していくことになるのでしょう。
後継種牡馬の登場を期待していたクロフネファンとしては複雑な思いですが、現役時代お世話になったジンソクに会えるのは嬉しい…ということで満を持して会いに行ってきました。
札幌からそう遠くないりんごとウィスキーの町余市へ!
サンタファーム北海道さんで現在繫養されています。
これまでのような牧場のイメージで訪問していたのですが、何と案内されたのは広い山の中!
GPSを付けて管理されているらしく、GPSの示す場所へ向かうも…
画像はありませんがそこにいたのはテイエムジンソクではなく同僚の羊たちでした。
普段は厩舎に帰ってくるそうですが今日のところは不在。
何とGPSを振り落としていたことが判明し(!)、牧場の方が探し出してくれました。
原っぱをかき分けた先に…見つけたぞー!
テイエムジンソクだ!!!
すっかり真っ白に、そして心なしかお腹周りがでっぷりしたジンソクくん!
牧場の方がにんじんで寄せてくれました。
白い!!かわいい〜!!!
牧場の方曰くテイエムカラーのピンク色が嫌いとのこと(笑)
右から寄ってこられることも嫌いだそう。
種牡馬時代は性格がキツくてそれはもう大変だったそうですが、それでも今はこんなに穏やかに。
広い山中でのびのびと悠々自適に暮らしていたのでした。
この山の除草役として、同僚の羊たちよりも圧倒的な除草力が買われて活躍中だそうです。
こちらには目もくれず一心不乱に除草し続けるジンソクくん。
広い山の中にいても白だと目立つので見つけやすいですが…真冬だと大変そうです(笑)
しかしお父さん譲りのこの芦毛!かわいい!!
テイエムジンソク!また会いに行くからね〜!元気でいてね!!
季節外れの暑さの中案内して頂き牧場の皆様に感謝申し上げます。
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見学の際は引退名馬のページを参考にどうぞ。
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名馬見学記2023年エイダイクインの現在・東振牧場にて
今回の名馬見学はこの馬。
メジロマックイーン初年度産駒、エイダイクインです!北海道むかわ町の東振牧場さんで見学させていただきました。
2歳(旧3歳)暮れの中京3歳Sでエモシオンを競り落とし、明けのクイーンCで重賞ウイナーとなったエイダイクイン。マックイーン産駒の出世頭として覚えている人も多いと思います。
ちなみに以前にはエモシオンにも会っていますので気になる方はこちらもどうぞ。
その後は勝ち鞍こそありませんが、中山牝馬Sで2着、クイーンSで2着、エリザベス女王杯で3着と牝馬の一線級で活躍。
桜花賞でも期待したんだけどな~
さて、牧場でのエイダイクインの様子です。
人の姿を見ると、食べ物をもらえると思ったのか近づいてきたのですが・・・
もらえないと分かるとすぐに草を食べ始めました。
一緒に放牧されていた子と仲が良いみたいで、一緒になって草を食んでいます。
こっちの子の名前は聞き忘れてしまいましたが。
また、東振牧場さんには犬のぷーさんというとても人懐っこい犬がいて、ずっとあとをついて回ってくれます(笑)お腹をみせて撫でてくれアピールをしてくるので癒されました。
↑器用に体をかくエイダイクイン。
↑ひたすら食事タイムなエイダイクイン。
高齢なので元気にしているかちょっと心配でしたが、元気な姿が見られてよかったです。
お母さんのユキノサンライズも長生きしたけど、エイダイクインにも長生きしてもらいたいなあ・・・
ちなみに牧場には見学者が記入できるノートが置かれていて、頻繁に見学の方が訪れているようでした。何回も会いに来ている人もいるみたいでメジロマックイーン、エイダイクインの人気を伺い知ることができます。
見学について
見学の際は引退名馬のページを確認の上、事前連絡が必要です。
※11~5月は見学休止期間です。
競走馬のふるさと胆振連絡センターに牧場名と見学希望日時を伝え、見学の可否を確認してもらう形になります。
※見学までの流れは変わる可能性もあるのでよく確認してください。
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