あの名馬は今~2018年オグリワンの現在~

ここのところ昨年の訪問記事が多かったので… 久々にまだ鮮度がピチピチ(?)の訪問記録を書こうと思います。 毎月1度は必ずお馬さんもふもふデーを設けているので(笑)先月は長野県に行って参りました。 長野県はいつも通り過ぎるばかりでその地に降りたことは今までなかったのですが、どうしても会いたい名馬が何頭かいたのでこれは行くしかないだろうってことで! 都内からでも新幹線に乗ればすぐですからね(帰りの便はケチってバスにしたのは内緒)! そのうちの一頭はあのアイドルホースの血を引く未だに根強い産駒ファンが多いこの馬。 元祖アイドルホースといえば昭和を代表する名馬ハイセイコーですが、ハイセイコー以上に競馬ブームを巻き起こしたあの葦毛の怪物オグリキャップ。 https://www.youtube.com/watch?v=Txhm3tEtZ6Q その第一子であるオグリワンを訪ねて来ました! やって来たのは長野県佐久市にあるスエトシ牧場さん。 馬に限らず犬やアヒルにブタさんetcたくさんの動物がいる観光牧場です。 ミニチュアポニーとして一躍有名になったそらまめちゃんのいる牧場ですね。 ちなみにこの日はそらまめは出張中だったため"えだまめ"ちゃんがいました!  名前のとおりめちゃくちゃ小さくてかわいい!!! …けど歩き方がかなりゆっくりで歩きにくそうな感じでした。 小さすぎるあまりそうなってしまったのでしょうか? 人懐っこいわんちゃんも何頭もいたし… アヒルやカモも何羽も!!! 動物大好きな私はそれだけでも楽しめるのですが、更には名馬も一緒に暮らしているとなるともう行かない理由がないわけですよ!!! さすが観光牧場だけあって牧場内はかなり広く、厩舎も広く馬房もたくさんありました。 勝手に見学は出来ないのでスタッフさんの許可を得て案内してもらいました。 そこには晩年のオグリさながら真っ白になった彼がいました。 26歳になったオグリワンです。 今気付いたのですがリベルタスと同じ誕生日だったのですね! とっても大人しくて真っ白で眺めているだけでも大満足!!! 動画も撮ってみました! https://www.youtube.com/watch?v=nuP_AjDeJ6Y https://www.youtube.com/watch?v=itL8FGkFQWw&t=449s 皐月賞にも出走経験のあるオグリワン。 あれから20年以上経ちましたがオグリワンはまだまだ元気そうで一安心! 競走馬時代はさすがにお父さんの記録を超えることは出来なかったけれど、気付けばお父さんの年齢は超えていましたね。 どうかこのまま長生きしてほしいです。 だって、この牧場には現役最高齢の元競走馬がのんびりと暮らしていたのですから…。 後日また記事にしますね♪ ★オグリワンの近況をもっと知りたい方はこちらへ ⇒http://www.geocities.co.jp/Athlete-Samos/3191/ ★元競走馬・引退名馬めぐりをしています↓

あの名馬は今~2019年エイシンサニーの現在~細道牧場にて

2019年のフィリーズレビューを制したノーワン。 そのノーワンの調教を担当している調教助手として元ジョッキーの岸滋彦さんがネット競馬の記事に登場していました。 https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=155210 その岸ジョッキーと言えば「牝馬の岸」という異名。 牝馬で数々の勝利を収めてそのような異名がついたわけですが、デビュー2年目にサンドピアリスでエリザベス女王杯を勝利、デビュー3年目の翌年にエイシンサニーでオークスに勝利したことからそう呼ばれるようになったそうですね。 そんな「牝馬の岸」の代表的なお手馬エイシンサニーですが、実は先日会って来たんですよね。これが。 細道牧場にて エイシンサニーが現在いるのは浦河町絵笛の細道牧場。住所は違いますが、2019年5月現在の連絡先は栄進牧場さんと一緒になっているので見学の際は栄進牧場さんに電話して、両方見学できるか確認するといいかも(事前連絡が必要です)。 牧場に到着し、スタッフの方に声をかけて見学させてもらうと・・・ エイシンサニーの表記が! いましたエイシンサニーです! 最初は馬房の奥にいて出てきてくれませんでしたがしばらく待っていると顔を出してくれました。 冬毛がボーボーですが表情がおだやかでとってもかわいらしい。 サニーは今年で32歳。おばあちゃんなので動きもゆっくり。 アップで一枚。 とてもおだやかな雰囲気を醸し出していてこれはかなり癒されます。 昔の情報を見ると神経質なところが・・・みたないことが書かれていましたが歳をとったからなのか全然そんなことはありませんでした! のっそのっそ動くし穏やかな表情だし、かわいくてとても癒されました!!   訃報1990年のオークス等を優勝したエイシンサニーが2月17日に死亡したとの連絡がありました34歳でしたhttps://t.co/wS6oH6yZwZ pic.twitter.com/mUQHKGZJ5R — ジャパンスタッドブックインターナショナル (@JAIRS_JP) February 18, 2021 2021年2月に34歳で亡くなったとのことです。合掌。 エイシンサンサンもいるよ 同場には小倉3歳Sを制したエイシンサンサンもいます。 27歳ですがサンサンも元気そう。 【エイシンサニー&エイシンサンサン動画】ともに☀の名を持つ2頭。馬体重414kgでオークス(GⅠ)を制したように小さな馬ですが、お年寄りは久々に合うとさらに小さくなった感じがする…。ユキノサンライズ、イクノディクタスが天に召され、引退名馬最後の32歳世代。※見学期間外#トクサツバババ pic.twitter.com/Kx6c8oeXea — パカパカ工房 (@pakapakakobo) February 16, 2019 Twitterに動画をアップされている方がいらっしゃったので貼ってみます。2頭はとっても仲がよさそうですね。 2頭とも長生きして長寿記録を更新してもらいたいです。 見学の際は引退名馬のページを参考にどうぞ。 ★元競走馬・引退名馬めぐりをしています!↓  

あの名馬は今~2019年セイリューオーの現在~

97年のクラシック世代はブライアンズタイム産駒の当たり年。 二冠馬のサニーブライアンをはじめ、朝日杯3歳S勝ちのマイネルマックス、皐月賞2着のシルクラインとニング、ダービー2着のシルクジャスティス、ダービー4着のエリモダンディー、毎日杯2着のヒダカブライアンなど、クラシックに多数有望株を送り込んでいましが、そんな有望株の中にセイリューオーという馬がいました。 3歳(現2歳)7月の新馬を早々に勝ちあがり、札幌3歳Sを制覇。 ちなみにこの年の札幌3歳Sは1着の鞍上が横山賀一ジョッキー、2着の鞍上が横山典弘ジョッキーで兄弟ジョッキー丼だったらレースです。 札幌3歳チャンピオンになったあともメンバーが弱いながらも中山の芙蓉Sを制覇、3連勝で勇躍朝日杯に参戦。ここでは4番人気に支持されるもさすがにメンバーが強く13着に破れてしまいます。佐藤哲三ジョッキーはマイネルマックスで初G1制覇となりました。 年が明けて4歳となったあとも1月からレースに出走。ジュニアカップでサニーブライアンの3着、共同通信杯4歳Sでメジロブライトの2着、皐月賞でも5着と健闘していました。 この頃から、栗毛の馬体とセイリューオーという名前の響きのよさから注目していたんですが、ダービーで10着に破れて以降はどこで走っていたのかまったく記憶が・・・ 半年の休養を挟んでクリスマスSで5着、中山金杯でグルメフロンティアの2着と善戦していたみたいですが、その後は2年以上の休養を挟んで2000年から旭川で走っていた模様。 2001年ごろに何かの雑誌で北海道で走っていることを知って、嬉しくなったのですが、その後も情報はつかめず。インターネットが普及してから2002年まで現役だったことを知ったのでした。 セイリューオーと会う 今回はそんなセイリューオーに会ってきました!! 現在、セイリューオーがいるのは北海道は日高町の幾千世牧場(いくちせぼくじょう)。牧場を訪れ、スタッフの方にセイリューオーの見学が可能か聞いてみると、「たぶん大丈夫だけど社長に聞いてみてください」とのこと。 スタッフの方が社長さんへ連絡してくれて、見学できるとのことでした。ヤッタネ! 案内された場所へ行ってみると・・・ セイリューオーらしき馬がいるけどめっちゃ遠い! でも社長さんが大きな声で「セイリューオー!」と呼ぶと・・・ こっちのほうへ来てくれましたー!! でも、まっすぐこっちへ来るんじゃなくて少し違う方向へ。 もう目があんまり見えていないそうで・・・ 少し遠回りをしたあと近くまで来てくれました。動きはまだまだ元気そう! また遠くへ行ってしまったので、今度はスタッフの方が連れてきてくれました。 あんまり目が見えないせいか、触ろうとするとビクっとするとこともありますが、常に首を上下にぶんぶん振って力強い動き! 常に動いていてなかなかいい写真が撮れなかったのですが、一瞬止まったときに1枚。 やっとこっちを向いてくれました。一瞬だけど。 97年のクラシック世代も生き残りが少なくなってきているので長生きして欲しいものです。 引退名馬で確認を セイリューオーは引退名馬繋養展示事業の対象馬になっています。見学の際はこちらを確認してみてください。 当サイトの引退場見学の記録はこちら  

あの名馬は今~2018年パドルウィール&ワールドマッチの現在~

昨年訪れた甲賀乗馬クラブさんで第二の馬生へ向けてトレーニング中のファタモルガーナの現在をご紹介しましたが、こちらの乗馬クラブさんにはまだまだこの数年内に現役だったような記憶に新しいお馬さんたちがいました! そのうちの1頭がこちらの芦毛ちゃん!   金鯱賞を連覇したあのヤマカツエースの2着と大健闘したこともあるパドルウィールです!(2着に来たのは1度目の優勝時ですね) 何を隠そう私は松山騎手のファンなので(笑)、彼の騎乗馬は重賞だと大体押さえてたりするのですが…パドルウィールもその1頭でした。 一時松山騎手が主戦のようだった時期は毎回のように買ってましたね! …まぁ、馬券の結果は皆さんの知るところではありますが(苦笑) パドルウィールくんは2018年の10月まで現役だったと今知ってビックリ! だって私が会ったときは引退してまだ間もない11月の初旬だったんだものー(驚)!!!! 本当に来たばかりの頃の彼に会えるとはこれまた貴重な経験をさせて頂きました。  

あの名馬は今~2018年テナシャスバイオの現在~

今年は名馬の突然の訃報が多く悲しみに暮れた競馬ファンも多いかと思います。 武豊騎手をダービージョッキーに導いたスペシャルウィーク、そして和田竜二騎手といえばやはりこの馬…世紀末覇王のテイエムオペラオー。 獲得賞金総額はあのキタサンブラックに抜かれてしまいましたが、グランドスラムという偉大な記録は未だオペラオー以降塗り替えられていません。 今回ご紹介するお馬さんはそんなテイエムオペラオーと3度も重賞で戦ってきた経験のある名脇役なのです。 (オペラオー以外にはステイゴールドやメイショウドトウ、スエヒロコマンダーやジョービッグバンなど。) あの頃からの競馬ファンであれば記憶に残っている方も多いかもしれませんね。 この日やってきたのは埼玉県にある乗馬クラブアイルさん。 大手の乗馬クラブさんほど馬房は多くない、アットホームな感じのクラブさんでした。 ワンちゃんも2匹くらいいたかな? ここでのんびり過ごしているのが1999年鳴尾記念2着馬でもあるテナシャスバイオなのです! 今現在は"パッシェ"という名前になっているようですが、2018年現在25歳になってもかわいらしい姿を見せてくれました! お目目がクリクリでキュートなお顔立ちです!!! 歳のせいもあるのか撫でても全く威嚇したりということはなく、とっても穏やかな雰囲気のお馬さんでした。 オペラオーとは一緒に走ったことがあるというだけで、世代的にはフサイチコンコルドやダンスインザダークと同期ですね。 25歳でもまだまだ若々しいテナシャスバイオなのでした。 いつまでも元気でいてねー! https://www.youtube.com/watch?v=moWq1loURPs&t=265s

あの名馬は今~2019年ウイニングチケットの現在~うらかわ優駿ビレッジAERUにて見学

平成5年の牡馬クラシック戦線三強の一角を担い、名手柴田政人にダービーを取らせるために生まれてきた馬とも言われたウイニングチケット 見事ダービーを制覇し柴田政人ジョッキーにダービージョッキーの栄冠をプレゼントしたわけですが、ダービー後は京都新聞杯で勝利を収め、、ジャパンカップ3着など見せ場はあったもののG1は勝てず5歳(現4歳)の天皇賞秋で屈腱炎を発症して引退。 私はウイニングチケットの現役時代はリアルタイムでは見ていないのですが、産駒のベルグチケットの活躍(フェアリーS勝ち・桜花賞出走)が印象に残っています。 そんなウイニングチケットが種牡馬引退後の現在、うらかわ優駿ビレッジAERUにて繋養されているということで会いに行ってきました! うらかわ優駿ビレッジAERU うらかわ優駿ビレッジAERUは宿泊施設や入浴施設も備えた大規模な施設。 ウイニングチケットが放牧されているエリアはメインの建物から離れたところにあるので少し迷ってしまいました。 メインの建物、ウェルカムセンターの手前で左に曲がって、センター厩舎という建物を目指します。 場内の施設については公式サイトの施設案内をご覧ください。 近くに車を停めて、やってきました乗馬ゾーン。 事務所では乗馬の受付もやっています。 にんじんも販売されていて、馬にあげることができます。 にんじん購入ついでにスタッフの方にウイニングチケットのことを聞いてみると、放牧されている場所を教えてくれました。 教えてもらった場所へ行ってみると JRA功労馬の看板が!! ウイニングチケット以外にタイムパラドックスやスズカフェニックスも放牧されているみたいです。 放牧地を奥へ進んでいくと・・・ いましたー!!ウイニングチケットです!! けっこう歳なはずなんだけど毛ヅヤはピカピカ。 こちらがにんじんを持っていることに気づくと近寄ってきました。 にんじんをおねだりするウイニングチケット。 にんじんをあげるとしばらく近くに居てくれたチケットですが・・・ もうにんじんがもらえないことが分かると近くの草を食べ始めました。 ずっと草を食べてて食欲旺盛な様子。 しばらくすると離れていってしまいましたが、とても元気そうで何よりです。 近くで触れ合いたいならにんじんがあったほうが良さそうですね。 動画も撮ってみました↓ https://youtu.be/gSgGotu6MSg 厩舎内も立ち入り可能なのでウイニングチケットの馬房へ行ってみました。 多数のお守りが掛けられています。やっぱりダービー馬。ファンの方がたくさん訪れているようです。 三強のビワハヤヒデ、ナリタタイシンとともに長生きしてもらいたいものです。 見学の際は引退名馬のページを参考にどうぞ。 ★引退名馬・元競走馬めぐりをしています!↓

あの名馬は今~2018年ダンツキャストの現在~

以前の記事でも書いたように、中央で活躍したような元競走馬を東京近郊で探そうとなるとけっこう難しかったりします。 関東圏だと大体茨城~千葉に集中しているのですが、都内からのアクセスを考えるとやはりそれなりに遠いんですよねぇ…。 なので基本的には前日から泊まりがけでお馬さんめぐりをしているのですが、今回は時間が非常に微妙。 午前中に予定があるから泊まるわけにもいかないし、でも午後から予定はガラ空き。 こんな日はやっぱりお馬さんに会いたいよ!! いつものように千葉茨木方面ではなく神奈川方面でどうにか知っているお馬さんはいないかと探してみると… いたーーーーー!!!! それも私が大好きな幸英明騎手を背にG1に2度出走したことのあるお馬さんじゃないですか!!! これは会わないわけには行かないだろってことでやって来たのは相模原にあるアン乗馬倶楽部さん。 高速を使ったのであっという間に着いてしまいました。 見学許可を頂いて早速厩舎の中へお邪魔してみます。 ちょうどご飯どきだったのかどのお馬さんたちもソワソワしていました。 …とそこにいたのが… ダンツキャストだーーー! 最初はこんな感じで檻があってお顔がよくわからなかったのですが、親切なことにスタッフの方が檻を開けて頂いて。 こんな感じで触れ合うことが出来ました~!!ありがとうございます!! ダンツキャストの名前は変わらず"ダンくん"と呼ばれて可愛がられているようです♪ 阪急杯や函館SSなど2000~2003年にかけてG2・G3スプリント路線で活躍したダンくんはまだまだ若々しい姿でした。 お父さんはマイル王・ニホンピロウイナー。 ダンくんも同じ黒鹿毛ですね。 同世代でスプリント~マイル路線で活躍した名馬にはあのエイシンプレストンがいます! ダンくんドアップだよ! お目目クリクリで何よりも三日月の流星がとってもキレイなダンくん。 こんなにキレイな流星のお馬さんを間近で見たのは初めてでした。 三日月の流星といえば皇帝シンボリルドルフを思い浮かべますが、ルドルフよりも細めの三日月ですね。 触られるのはあまり好きではなさそう?だったのですが、兎に角大人しくてずっと傍にいてくれました。 威嚇してきたりってことも全くなかったです。 ダンくんは初心者でも安心して乗れるお馬さんだそうですよ! 乗馬初心者さんもダンくんに乗ってみてはいかがでしょうか! ↓アン乗馬倶楽部さんのHP↓ http://www.ann-riding-club.com

あの名馬は今~2018年ツルマルボーイの現在~

競馬歴もそこそこ長くなり新旧問わずマイナー寄りの馬も覚えてきたのですが…それでもやっぱり一番会いたいのはあの頃のG1馬なんですよねぇ。 とはいえここはコンクリートジャングル大東京、関東方面に足を伸ばしてみてもやはりG1馬というのは中々お目にかかれないありがたい存在なのです。 G1馬なんてほとんどみんな北海道に行っちゃいますからね。 それが何と!あの名馬が埼玉県は本庄市にいると聞いて光の速さで会いに行ってきましたよ! 今回ご紹介する名馬は距離適正も幅広く何といってもあの鋭い末脚が武器だったこの馬。 https://www.youtube.com/watch?v=XcSL-LC81PY そう!ご存知2004年の安田記念を制したツルマルボーイなんです!!! (余談:ちなみに同安田記念で超ハイペースで飛ばしたメジロマイヤーにも昨年会っているのですが…それも後日記事にしてみます…気が向いたときに…いつだよっていやぁそれは…) 記事にしました!↓ 数年前まではノーザンホースパークで乗用馬としてトレーニングを積んでいた彼は、何と今は遠く離れた埼玉で元気に過ごしておりました。 いやぁ探してみるもんですねぇ~。 後述しますがこれがマジで元気過ぎて荒ぶってry さてさてやって来たのは埼玉県本庄市、お隣は群馬県ということでちょっとした遠出になりました。 この日は川越方面からレンタカーを借りていったので中々遠かった! 訪ねたのは駿ホースクラブさんという乗馬クラブです。 まず最初にお出迎えしてくれたのは…何とビックリあのエイシンヒカリのお兄ちゃん! エーシンピーシーです(右の葦毛ちゃん)。 スプリングS3着馬でヴィクトリーの年の皐月賞出走馬です。 草を近づけるもなんか用?って感じで自分の世界に入っていました。 ちなみに乗馬レッスン中の後ろを向いているお馬さんはあのミッキードリームなんですよ! 2011年の朝日チャンレジCの勝ち馬ですね。 https://www.youtube.com/watch?v=IzIXMrxIleM 個性豊かな2010年世代は私も1、2を争うほど好きな世代です。 血統も粒ぞろいだったなぁ。 ちょうど自分の頭で考えて馬券を買い始めた頃なので思い入れもあります(笑) そんな名馬たちのお出迎えでテンションがすっかり上がっちゃったので厩舎にお邪魔してみます。 …とそこには何やら首を一心不乱に振り続けて腹減ったアピールをしているお馬さんがいるではありませんか(ちょうどご飯前だったみたいです)。 ん? お? あっ!!!!!!!!!!! あのツルマルボーイだーーーーーーーーーーー!!!!! 首をずっと上下に振っていたから静止状態の彼を撮るまで大分苦労したんだぜ(笑) 噛もうとするので草をあげないと撫でさせてももらえず…。 スタッフさん曰く「G1獲ってるだけあって変わり者っすね~」 お、おぉ、そうだったのですか…。 でも目の前には!あのツルマル!! 嬉しくて簡単な動画まで作ってしまいました(クオリティ?何それ美味しいの?)! ブログやSNSに乗せてもぜんぜん大丈夫ということなので(感謝)、ツルマルの現在を知りたいファンの方のためにもアップロードさせて頂きました。 https://www.youtube.com/watch?v=XQbRA66kM1U ツルマルボーイに会いに来られる方もちらほらいらっしゃったみたいなので、気になる方は是非会いに行ってみてはいかがでしょうか! とても元気そうでしたよ~! 駿ホースクラブの皆さん、お忙しい中快く見学を受け入れて下さってありがとうございました!! ↓駿ホースクラブさんのHP↓ http://shun-horseclub.net ★その他元競走馬訪問記録はこちら↓

あの名馬は今~2019年デスペラードの現在~

ステイヤーと言われれば真っ先に思い浮かぶのがやはりトウカイトリック、最近であればアルバートでしょうか。 (どうでもいいですがオジュウチョウサンをステイヤーズSあたりで観てみたかったな…) さて、この2頭に続く名馬といえば? それが個人的には昨年会いに行ったファタモルガーナ、そして今回ご紹介するあの名馬なのです! 茨城県笠間市・東京大学大学院附属牧場であの名馬が第二の馬生を送っていると知りやって来ました。 引退名馬に登録されている名馬なのですんなり案内してもらえました! こちらに目もくれず遠くで一心不乱に草を食べているのが… デスペラードだー!!! デスペラードと何度も呼びかけても来てもらえなかったのを見ていたスタッフの方がこちらまで連れてきて下さいました…(感謝)! デスペラードはとても気性の荒い子だそうで、噛み付こうとするので撫でさせてはもらえませんでしたが、意外と長い時間近くにいてくれたのでたくさん写真を撮ることが出来ました♪ こんな近くで写真を撮らせてもらえましたよ~!きゃわわ!!! 眠そうなお目目ですが(笑)とても元気そうでしたよ! 引退レースでステイヤーズS連覇という輝かしい戦績を残して引退したデスペラード。 スタッフの方曰く勝つときは本当に強い勝ち方をするし負けるときは凡走する馬だったのも気性が原因だとか…。 そんなデスペラード、数は少ないですが一応種付けもしたそうで、確か今年デビューの子がいるとのこと! もしかしたらお父さんのようなステイヤーになるかもしれませんね~。 とても楽しみです! ちなみにデスペラードのいる放牧地には数年前まであのダービー馬・ウィナーズサークルが暮らしていたそうです。 そのときの動画もありましたが正に今デスペラードのいるあの場所! https://www.youtube.com/watch?v=vO7jRc1bwyk ウィナーズサークルには会いに行けずじまいだったのが悔やまれます…。 ウィナーズサークルのようにデスペラードも長生きしてくれるといいですね。 余談ですがスタッフの方はずっとこの牧場でお仕事されているらしく、色々と昔話も聞かせてもらえたのですが…なんとあのモンテプリンスもこちらの牧場で暮らしていたそう! デスペラードとは比べ物にならないほどの化け物(=気性が荒すぎる)だったそうです(笑) 中にはとんでもない気性の子もそりゃいるんでしょうねぇ…デスペラードは写真を撮らせてもらえただけでも大分マシなんだろうな(笑) これまでのお馬さんフォルダの中で1、2位を争うほどのこんなベストショットが撮れたので大満足です!! また会いに行くねー!!! ★元競走馬・引退名馬めぐりをしています♪

あの名馬は今~2019年ロジックの現在~

南相馬のお馬さんの旅、今回は2006年のNHKマイルカップの勝ち馬ロジック号に会ってきました! 2005年にデビューしたロジックはレースで常に3着以内に入る堅実さを見せ、歳が明けた2006年もシンザン記念3着、アーリントンカップ2着、ニュージーランドトロフィーも3着と安定した成績を残し、本番のNHKマイルカップでは3番人気に支持されて見事勝利を収めG1ウイナーとなりました。 その後は1度も3着以内に入ること無く、それまでの堅実さとはかけ離れた成績となってしまうのですが・・・(でもダービーでも5着に入る健闘を見せています。)それでも立派なG1ウイナーです。 引退後は誘導馬を務めたあと三木ホースランドパークで乗馬に、その後は福島県東白川郡棚倉のルネサンス棚倉乗馬クラブを経て、南相馬にやってきたようです。 そういえば棚倉乗馬クラブでクラリティスカイを見学させてもらったときに受付にロジックのゼッケンが飾られていました(写真撮ってないけど)。この記事を書いていてロジックが在籍していたから飾ってあったんだとやっと気づきましたw さてロジックですが、見学にお邪魔すると厩舎から外に出してくださって、明るい場所で写真を撮らせてもらうことができました。写真は逆行になっちゃったけど(汗 ロジックの流星って左の鼻の部分まで掛かってるんだなあ。こうして見ると流星の部分はかなり広いです。 脚は左の後ろだけ白い左後一白ってやつですね。 ロジックのプレート。重賞勝ちは1つですが赤字ひときわ目立つNHKマイルCの文字。 さっきの写真は逆光だったので違う角度から。 ほぼ一緒の写真でごめんなさい。ちょっとだけ頭をあげた状態。 誘導馬や野馬追を経験しているせいかそれとも歳をとったせいなのか大人しくて初対面でも触らせてくれます。 しばらくしたら広い運動場へ移動させてもらって自由に過ごしていました。 草を食むロジックです。 野馬追や地域のお祭りの時以外は悠々自適に過ごしているみたいで何よりでした! 2024年1月20日に亡くなったそうです 引退名馬情報訃報2006年のNHKマイルCを優勝した ロジックが1月20日に死亡したとの連絡がありました。 21歳でした。 現繋養者であるDEEP FIELD(福島県南相馬市)の深野高広代表からのコメントを掲載いたします。https://t.co/snL3MKy7TX pic.twitter.com/qNlv5jIZr6 — 公益財団法人 ジャパンスタッドブックインターナショナル (@JAIRS_JP) January 22, 2024 公益財団法人ジャパンスタッドブックインターナショナルより2024年の1月20日に亡くなったと発表されました。 合掌・・・   見学の際は引退名馬のページを参考にどうぞ。 ★引退名馬・元競走馬めぐりをしています!↓