あの名馬は今~2019年エイシンロンバードの現在~

今回出会ったお馬さんはエイシンロンバード! 以前北海道で栄進牧場を見学させてもらった際に かなりフリーダムに見学さえてもらったのでエイシン勢を応援したくなった我々ですが、そんなエイシンの一頭です。 エイシンロンバードの戦績を振り返ってみると2004年にデビューし2戦目で勝ちあがったものの2007年まで条件馬でしたが、オープンに上がるとG3のマーキュリーステークスで3着、その年の武蔵野ステークスを人気薄で逃げ切っています。 その後は重賞は勝てませんでしたが2010年に笠松に移籍し、名古屋で一戦だけ走って勝利を収めています。 そんなエイシンロンバードが愛知県のアオイ乗馬クラブにいるということで会ってきました。 乗馬クラブを訪問し、クラブの人にエイシンロンバードの見学をお願いすると・・・「そこにいるのがロンバードだよ」と教えてもらえました。 なんと馬場で走っている馬がエイシンロンバードでした! どうやら健康のために運動してたみたいです。 いまは引退して年数が経過しているのでそんなでも無いそうですが、引退直後はやっぱり元競走馬だなと思わせるところがあったようです。 エイシンロンバードの厩舎に取り付けられていたプレート。血統は・・・ぜんぜんわからん! しばらくすると洗い場へ移動して体を洗ってもらっていたので、そこでも写真を撮らせてもらいました。 ちょっと眠そうです。 2002年産まれの17才ですがとっても毛ヅヤもよくて元気です。 前かきして人参を催促したりしますが(乗馬クラブの人が人参あげてたので一緒に人参をあげました)、洗い場につながれている間もとっても大人しくしていました。 体を洗ってもらうとやっぱり気持ちいいのか表情も穏やかに見えます。   その後洗い場につながれているエイシンロンバードとしばらく触れ合って乗馬クラブを後にしました。 1時間弱ぐらいでしょうか・・・いろいろ話をしながらかなり長い時間見学させてもらえてとても充実した訪問でしたアオイ乗馬クラブの皆様ありがとうございました! 見学の際は引退名馬のページを参考にどうぞ。 ★元競走馬・引退名馬めぐりをしています!↓

あの名馬は今~2018年テナシャスバイオの現在~

今年は名馬の突然の訃報が多く悲しみに暮れた競馬ファンも多いかと思います。 武豊騎手をダービージョッキーに導いたスペシャルウィーク、そして和田竜二騎手といえばやはりこの馬…世紀末覇王のテイエムオペラオー。 獲得賞金総額はあのキタサンブラックに抜かれてしまいましたが、グランドスラムという偉大な記録は未だオペラオー以降塗り替えられていません。 今回ご紹介するお馬さんはそんなテイエムオペラオーと3度も重賞で戦ってきた経験のある名脇役なのです。 (オペラオー以外にはステイゴールドやメイショウドトウ、スエヒロコマンダーやジョービッグバンなど。) あの頃からの競馬ファンであれば記憶に残っている方も多いかもしれませんね。 この日やってきたのは埼玉県にある乗馬クラブアイルさん。 大手の乗馬クラブさんほど馬房は多くない、アットホームな感じのクラブさんでした。 ワンちゃんも2匹くらいいたかな? ここでのんびり過ごしているのが1999年鳴尾記念2着馬でもあるテナシャスバイオなのです! 今現在は"パッシェ"という名前になっているようですが、2018年現在25歳になってもかわいらしい姿を見せてくれました! お目目がクリクリでキュートなお顔立ちです!!! 歳のせいもあるのか撫でても全く威嚇したりということはなく、とっても穏やかな雰囲気のお馬さんでした。 オペラオーとは一緒に走ったことがあるというだけで、世代的にはフサイチコンコルドやダンスインザダークと同期ですね。 25歳でもまだまだ若々しいテナシャスバイオなのでした。 いつまでも元気でいてねー! https://www.youtube.com/watch?v=moWq1loURPs&t=265s

福島行くならやっぱり馬でしょ!の旅①~メジロマイヤー&グラスワールド&マイネルアムンゼン~見学

福島県南相馬市。 未だに震災の傷跡が方々で垣間見られる街です。 そんな街でのんびりと余生を過ごす名馬たちに会うべく福島県名馬巡りの旅を昨年してきたので、その記録を綴っていこうと思います! 福島にはあの頃の名馬がたくさん暮らしているので競馬ファンなら間違いなく楽しめるはずです! まずやって来たのは同市にある仲山トレーニングセンター。 個人で運営されている乗馬クラブなのですが、何とここには重賞ウィナーが3頭も暮らしているんです! レースを観ていて嬉しい瞬間や感動する瞬間は色々ありますが、中々勝てなかった馬が久々に1着でゴールインした瞬間というのも感動してしまうものです。 特に長いこと応援してきた馬であれば尚更ですよね! というわけでまずは当時の重賞最長間隔勝利記録を持つこちらの馬をご紹介。 先日のツルマルボーイの記事でチラッとご紹介したとおり、2004年安田記念でハイペースで大逃げを打ったのがこのメジロマイヤー。 川田騎手と共に小倉大賞典を勝つまでは実に4年の歳月が流れていました。 息の長い活躍を見せてくれたマイヤーも訪ねたときにはもう18歳。 大分落ち着いているのかなと思いきや兎に角元気&やんちゃでビックリしてしまいました(笑) 他の馬のところに行こうとすると網に顔をこすり付けてギコギコと音を立ててかまってアピールをし、いざかまってやろうとすると鼻の周辺以外は嫌がる。 で、また他の馬のところに行こうとするとryっていうのを繰り返して遊んでいました(笑) かわいかったなー。 でもこちらのクラブのオーナーさん曰く馬追ではとてもじゃないけど人を乗せられないほど危ない馬なんだそうで…正直その話を聞いて驚いてしまいました。 だって、このクラブには指一本も触れられないほど機嫌の悪いお馬さんがいたんですから。 2002年ダービー卿CTの勝ち馬、グラスワールド! お腹が空いていたのか?飼い葉桶を揺らして常に首を振りまくっている状態。 撫でようと近づこうもんなら威嚇! ってことで触れ合うことが出来なかったのが残念。 しかしオーナーさん曰くグラスワールドが一番乗りやすい馬とのこと! いやーわからないものですね…何せ乗馬なんて全くのド素人なもので…。 そんな彼ですが、今調べたところ昨年虹の橋を渡っていたことを知りました。 私たちが訪ねたのが昨年2017年の9月末、訃報があったのはそこからすぐの11月だったようですね。 再会を楽しみにしていたのですが叶わずとても悲しいです…。 グラスワールド、どうか安らかに。 こちらにいる重賞ウィナー最後の1頭はこちらの名馬です。 エプソムC連覇という輝かしい経歴を持つマイネルアムンゼン! この子はグラスワールドとは違い機嫌が悪そうにしているところはなかったのですが(笑)、常に横揺れをしている状態。 それも舌をペロペロさせながらね(笑) ぺろ~ん! 何ともマヌケで可愛かったです! グラスワールドの訃報は残念でしたが、3頭とも昨年会ったときには元気そうに暮らしていましたよ。 オーナーさんがとても親切な方で気付けばかなり長居をさせて頂きました。 名馬と触れ合わせて頂き本当にありがとうございました <(_ _)> あの頃の名馬を巡る福島旅行はまだまだ続きます! 【!見学についてはこちらのページをご参考ください⇒https://uma-furusato.com/i_search/detail_farm/_id_1497】 続き↓  

あの名馬は今~2020年2月のネオヴァンドーム~

元競走馬訪問の際には引退名馬などを参考にしているのですが、先日引退名馬のページをチェックしていたら千葉県成田市のサイトウ乗馬苑さんにネオヴァンドームが加わっているではありませんか! ネオヴァンドームは2010年のきさらぎ賞馬。2月に訪問するにはぴったりのお馬さんだしいっちょ会いに行ってくるかということで会ってきました。 事前に電話連絡しておいたサイトウ乗馬苑さんに到着してネオヴァンドームの見学にきたことを伝えると「あれがそうだよ」といわれ、放牧されている馬のところへ。でもなんか流星が違う気が・・・よくよく確認してみたら厩舎にいるのがネオヴァンドームでした。 食事中のネオヴァンドームにご対面。 食事中だと近づいても見向きもしない馬が多いのですが・・・ 顔をあげてくれました! でもなんかすごい目でこっちを見てる! 何しに来たんですかみたいな目です。でも噛んだりはしないしとっても穏やかでした。お腹が満たされていたからかな? 何か食べ物をもらえると思ったんでしょうか。 しかし何もあげられないんだ。ごめんよ。 引退名馬のプレート。 重賞勝ちはきさらぎ賞のみですが、オープンの都大路Sを連覇しているようです。 しばらくするとまた食事に戻ったネオヴァンドーム。 この角度からだと目はギロっとしてませんね。とってもかわいらしいです。 最後に食事に夢中な写真を撮らせてもらいました。どうぞお元気で。 見学の際は引退名馬のネオヴァンドームのページを参考にどうぞ。

あの名馬は今~2019年セイリューオーの現在~

97年のクラシック世代はブライアンズタイム産駒の当たり年。 二冠馬のサニーブライアンをはじめ、朝日杯3歳S勝ちのマイネルマックス、皐月賞2着のシルクラインとニング、ダービー2着のシルクジャスティス、ダービー4着のエリモダンディー、毎日杯2着のヒダカブライアンなど、クラシックに多数有望株を送り込んでいましが、そんな有望株の中にセイリューオーという馬がいました。 3歳(現2歳)7月の新馬を早々に勝ちあがり、札幌3歳Sを制覇。 ちなみにこの年の札幌3歳Sは1着の鞍上が横山賀一ジョッキー、2着の鞍上が横山典弘ジョッキーで兄弟ジョッキー丼だったらレースです。 札幌3歳チャンピオンになったあともメンバーが弱いながらも中山の芙蓉Sを制覇、3連勝で勇躍朝日杯に参戦。ここでは4番人気に支持されるもさすがにメンバーが強く13着に破れてしまいます。佐藤哲三ジョッキーはマイネルマックスで初G1制覇となりました。 年が明けて4歳となったあとも1月からレースに出走。ジュニアカップでサニーブライアンの3着、共同通信杯4歳Sでメジロブライトの2着、皐月賞でも5着と健闘していました。 この頃から、栗毛の馬体とセイリューオーという名前の響きのよさから注目していたんですが、ダービーで10着に破れて以降はどこで走っていたのかまったく記憶が・・・ 半年の休養を挟んでクリスマスSで5着、中山金杯でグルメフロンティアの2着と善戦していたみたいですが、その後は2年以上の休養を挟んで2000年から旭川で走っていた模様。 2001年ごろに何かの雑誌で北海道で走っていることを知って、嬉しくなったのですが、その後も情報はつかめず。インターネットが普及してから2002年まで現役だったことを知ったのでした。 セイリューオーと会う 今回はそんなセイリューオーに会ってきました!! 現在、セイリューオーがいるのは北海道は日高町の幾千世牧場(いくちせぼくじょう)。牧場を訪れ、スタッフの方にセイリューオーの見学が可能か聞いてみると、「たぶん大丈夫だけど社長に聞いてみてください」とのこと。 スタッフの方が社長さんへ連絡してくれて、見学できるとのことでした。ヤッタネ! 案内された場所へ行ってみると・・・ セイリューオーらしき馬がいるけどめっちゃ遠い! でも社長さんが大きな声で「セイリューオー!」と呼ぶと・・・ こっちのほうへ来てくれましたー!! でも、まっすぐこっちへ来るんじゃなくて少し違う方向へ。 もう目があんまり見えていないそうで・・・ 少し遠回りをしたあと近くまで来てくれました。動きはまだまだ元気そう! また遠くへ行ってしまったので、今度はスタッフの方が連れてきてくれました。 あんまり目が見えないせいか、触ろうとするとビクっとするとこともありますが、常に首を上下にぶんぶん振って力強い動き! 常に動いていてなかなかいい写真が撮れなかったのですが、一瞬止まったときに1枚。 やっとこっちを向いてくれました。一瞬だけど。 97年のクラシック世代も生き残りが少なくなってきているので長生きして欲しいものです。 引退名馬で確認を セイリューオーは引退名馬繋養展示事業の対象馬になっています。見学の際はこちらを確認してみてください。 当サイトの引退場見学の記録はこちら  

あの名馬は今~2019年コンサートボーイの現在~船越牧場さんで見学

97年・帝王賞。 大井の帝王を帝王たらしめた馬がいる。 その馬の名は… コ ン サ ー ト ボ ー イ …はい、JRA伝説のCM、THE WINNER・THE LEGENDシリーズ風に書き出してみましたよ。 一番好きなのはやっぱりライスシャワーですかねぇ…極限まで削ぎ落とした体に鬼が宿るってナレーションと青光りする目が鳥肌モノ! ホント最近のコラッタだかラッタだか知らんけどセンスのないクソCMどうにかなりませんかって話は置いといて。 大井の帝王、的場文男騎手。 昨年は佐々木竹見元騎手の持つ地方競馬通算最多勝記録を更新し、還暦を過ぎてもなおその勢いは留まることを知りません。 今年の3月には騎乗機会4戦4勝という暴れっぷり! そんな騎手暦40年以上の超大ベテランの的場騎手ですが、ベストレースは?と聞かれて必ず挙げるレースが交流G1初制覇を成し遂げた1997年の帝王賞。 その帝王賞の勝ち馬こそが帝王を帝王たらしめた馬、コンサートボーイなのです。 2000年に現役を引退してから約20年が経過し、現在は北海道で穏やかな馬生を送っていると知り先日会いに行ってきました。 やって来たのは数々のサラブレッドたちが暮らす門別町。 広大な牧場の一角にある広々とした放牧地にいたのが… コンサートボーイだー!!! ちょうど会いに行った日が誕生日で御歳27歳になったコンサートボーイ。 年齢を感じさせない若々しい姿を見せてくれました。 しかもめちゃくちゃ人懐っこくて服を引っ張ってよだれをつけてくれるのです(笑) いつも一人で退屈してるのかな?と思ってたくさん戯れてきました! とっても穏やかな性格!きゃわわ~! 連休のおかげもあってか"昨日も川崎から会いにきてくれた方がいたんですよ~"と牧場の方が仰っていました。 引退名馬に登録されているのでファンの人も会いに行きやすいですもんね! コンサートボーイ、まだまだ長生きするんだぞ!!! ★元競走馬・引退名馬めぐりをしています↓ !見学については引退名馬のこちらのページをご覧下さい! https://www.meiba.jp/horses/view/1992108088

あの名馬は今~2019年バルデスの現在~

菊花賞は最も強い馬が勝つ …なんてことが昔から言われていますが、この数年の菊花賞馬の活躍を見ていると本当にそうなのかもしれないと改めて思います。 先日の天皇賞春をグローリーヴェイズとの叩き合いで見事制したフィエールマン。 あのオペラオーを抜きJRA獲得賞金額歴代1位となったキタサンブラック。 そして忘れてはいけないのがあの泥んこ田んぼ馬場をしっかり勝ちきったキセキです。 古馬になってから中々勝ちきれはしないものの、安定感は揺るぎないものになっていると思います。 キタサンブラックが引退した今、これほど軸馬として最適なお馬さんは他にいないでしょう(笑) そんなキセキを筆頭に、スティッフェリオやダイワキャグニー、チェスナットコートなど、最近の重賞で活躍している馬たちと互角に渡り合うも、オープン間近のところで重度の屈腱炎により無念の引退となってしまった馬がいます。 その馬の名は…バルデス。 昨年無念の引退の後、とある乗馬クラブで第二の馬生をスタートさせていました。 https://www.youtube.com/watch?v=VVNv8XR-k3E (許可を頂いているわけではないので詳細は伏せます) 近くまで行くとすぐに寄ってきてくれたバルデスくん! 乗馬としてリトレーニングされているからなのか、元々の性格なのかはわかりませんが、とっても穏やかで人懐っこい様子でした♪ 栗毛がとってもキレイ! 撫でているときも大人しくて可愛らしいお目目!!! 柵はあるけどキリっとしたお顔も見せてくれました(笑) もしケガがなければ今現在一線級の猛者たちと鎬を削っていたのではないか…なんて悔やんでも悔やみきれませんが、この先の長い馬生を現役の頃よりも幸せに暮らしてくれることの方が大切だと思います。 バルデスくん、いつまでも元気でいてねー!!! P.S どうしても重賞で活躍した馬が多くなってしまっていますが、バルデスくんのようなお馬さんもご紹介出来たらなーと思います! ★元競走馬・引退名馬めぐりをしています!

あの名馬は今~2018年ギュスターヴクライの現在~

競馬史に残るレースは名馬の圧勝劇だけではありません。 負けてもその強さを示すレースもあります。 時にはこんなレースがあっていいのか?!というレースだってあるものです。 その1つこそが何といっても2012年阪神大賞典だったと思います。 そう、皆さんご存知の通りあの3冠馬オルフェーヴルの暴走です。 …というとどうしても勝ち馬ではないオルフェーヴルにばかりスポットライトが当たってしまいますね。 オルフェーヴルばかりが注目されがちなこのレース、決して勝ち馬はオルフェーヴルではないのです。 勝ち馬はギュスターヴクライです。 名前から連想出来るようにハーツクライの子。 (どうでもいいですがハーツクライは私が一番好きな馬なのです) レース後はそれこそ棚ボタ勝利みたいな扱いになっていましたが、本番の天皇賞春だって5着と大健闘しました。 そんなギュスターヴクライ、現在は滋賀県にある乗馬クラブVigorous Stableさんで乗馬として頑張っていると聞いて昨年11月に会いに行ってきました! 予め見学許可を頂いていたのでご挨拶をしてから早速厩舎へ向かおうとすると…こんな人懐っこいワンちゃんがお出迎えしてくれましたよ! ものすごく人懐っこくて人の行くところ行くところをくっついて周り撫で撫でしてアピールをしてくる、とってもとってもかわいい子でした(笑) このワンちゃん以外にも何匹も可愛くて人懐っこいワンワンがいたので可愛がりつつギュスターヴクライを探します。 広~い厩舎の中に… いたー!!!あのギュスターヴクライだー!!! ずっとこんな感じでエサを探していたのでちゃんとした画像は撮れずじまいでしたが(笑)、元気にやっていることがわかっただけでもよかったです! 威嚇されたりすることもなかったので恐らくは穏やかな子なのではないかと思います。 明日は阪神大賞典ということで同じハーツクライ産駒を狙ってみてもいいかも?!なんて話は置いといて… とにかくこの日はギュスターヴクライに会えてとってもうれしい1日になったのでした~! Vigorous Stableさん見学させていただいて本当にありがとうございましたm(_)m ★元競走馬・引退名馬めぐりをしています↓

あの名馬は今~2021年グレイスフルリープの現在~変顔も見せてくれる!

秋の地方ダート祭典といえば…JBC!! それが初めて中央競馬場で行われた年がありました。 2018年。 初めて京都競馬場で開催されたJBC、関西G1のファンファーレが1日に3度流れたことは記憶に新しいです。 大井の帝王・的場文男騎手が中央競馬にも参戦したりと大盛り上がりの1日でしたね。   2018年、この年の競馬を一言で表すのであればこれに尽きるでしょう。 ルメール。 まさにルメール騎手の年でした。   日本の競馬史を塗り替えた最強牝馬・アーモンドアイが3冠牝馬に輝いたのもこの年。 そのアーモンドアイによるジャパンカップの衝撃レコードが生まれたのもこの年でした。 アーモンドアイの主戦ジョッキーを務めたルメール騎手が、アーモンドアイ以外の馬に跨ってもG1を獲りまくる。 モズアスコットが連投で安田記念を制したのもこの年です。 神ってるルメール。 ほぼ毎週のようにルメール騎手の勝利ジョッキーインタビューが流れましたね。 アーモンドアイで乗りに乗ったルメールウェーブは秋でも衰え知らず。 またルメールだ~! そんな実況が生まれたのが2018年JBCスプリントでした。 https://www.youtube.com/watch?v=Exm_N58kSDI (こちらの動画は違う放送局verのようです) そのJBCスプリントの勝ち馬が福島県で第二の馬生を送っていることは知っていたのですが、いかんせんこのコロナ禍。 先日ようやく会いに行くことが出来ました(涙)! 1年以上の間遠征してお馬さんに会いに行くことも叶わなかったので、久々の遠征は楽しみで仕方ありませんでした~。   やって来たのは何頭もの名馬が引退後の余生を送る福島県南相馬市。 市内にある乗馬クラブ、松浦ライディングセンター内にある馬・デイズクラブさん。 この記事以来3年ぶりの訪問です。 (当時在厩していた名馬たちは同じ市内の乗馬クラブへ移動していました。) スタッフの方にご挨拶をしてから早速厩舎へ。 そこにいたのが… お? グレイスフルリープだー!!!!! わぁ~やっと会えたね…(涙) 実は2年前にも見学を試みたことがあったんですよ。 その時は残念ながらスタッフの人がいないということで見学は出来なかったのです…。 2年越しということもあり喜びもひとしお! いっぱいもふもふしまくる私を嫌がることなく受け入れてくれる優しいグレイスフルリープくん。 まだまだ栗毛がツヤツヤで若々しい♪カワイイ♪ ちなみにこのグレイスフルリープくん、意外な特技がありまして。 グレイスフルリープの検索サジェストにある通り…何と「変顔」が得意なんです。   #グレイスフルリープ、大アクビ中の変顔も。 pic.twitter.com/R1OPNxjcLO — 日刊ゲンダイ 競馬 (@gendai_keiba) April 18, 2018 いやもう、こんな変顔を見ちゃったらファンにならざるを得ないでしょっていう。 (まぁ、マテラスカイとキタサンミカヅキに全てを賭けていた私は残念ながら馬券を外してしまったんですけど…(苦笑) なのでちょっとだけ期待してたんですよ、この変顔が見られないかなって。 ちょうどお昼ご飯時も過ぎて、日差しも暖かくて。 何となくうとうとしちゃうっていうか、睡眠不足なのもあってか私も眠くてあくびをついつい連発してたんです。 そんな私の眠気が移ったのか? 何やらさっきから口を大きめに開けてボーッとするグレイスフルリープくん。 もしかして?もしかして? これって??? !!!!!! うおー!!なんというサービスショット!!!! これが見たくて会いに来たといっても過言ではない(おい)、グレイスフルリープくんの生変顔!! 本当はこんなに可愛らしいお顔なのに… 現役時代からこのギャップは全く変わっていませんでした。 もうこれが見られただけでも大満足です。 一度も不機嫌になることもなく大人しく触れ合ってくれたグレイスフルリープくん、色々な人に愛されて育ってきたお馬さんなんだなぁと感じました。 コロナ禍でも見学させて頂いた松浦ライディングセンターさんに感謝申し上げます。 グレイスフルリープくんありがとう!また会いに行くからねー!! ================================= 見学の際は引退名馬のページを参考にどうぞ。 ★元競走馬・引退名馬めぐりをしています↓

あの名馬は今~オルフェーヴルの全弟・アッシュゴールドの2018年現在~

都内に住んでいることもあって毎月恒例のお馬さん巡りは大体関東圏を周ることが多い我々。 それでも昨年の福島お馬さん巡りのように最低でも年に1度は遠征をすることにしています! そこで今年私たちが選んだエリアは滋賀・大阪・奈良エリア。 名馬巡り好きとしては栗東近辺にも行っておかなくてはということでこっち方面は初遠征になりました(遅)。 こちらで紹介している名馬はどうしても10年以上前に走っていたようなお馬さんが多いのですが、何と今回はつい最近(この数年以内)まで現役だったお馬さんにたくさん会うことが出来ました。 ネットで調べた中では情報がなかったのに、私が馬券を買ったことのある馬が何頭もいて思わぬサプライズになったりもして…! とりあえず今回はこの旅の中でお目当ての1頭だったお馬さんからご紹介しま~す。 この日やって来たのは滋賀県甲賀市にある乗馬クラブ・水口乗馬クラブさん。 クラブ内はとても広々としていて厩舎内も清潔感が溢れていました。 予めアポを取っていたのでフロントに行き、スタッフの方に親切にもご案内して頂きました。 そこにいたのが彼です。 ゴールドシップファンにはお馴染みにのG容疑者みたいな画像になってしまっていますが(笑) 彼こそがあの栗毛の三冠馬・オルフェーヴルの全弟として華やかにデビューを飾ったアッシュゴールドなのです。 https://www.youtube.com/watch?v=tWWZdwnpoaM アッシュゴールドはその血統もあり気性の荒さはファンも知るところで(むしろこの血統はそれすらも魅力ですよね)、悪そうな表情をしたネタ画像的なものはたくさんネットに転がっていましたから(笑)、もしかしたら今まで出会ってきたどのお馬さんよりも気性難で威嚇されまくるに違いないと思っていたのですが。 めっちゃくっちゃ大人しくて人懐っこくてかわいくて驚きました。 あとはやっぱり栗毛がめちゃくちゃ綺麗! スタッフの方はアッシュ君の現役時代をあまり知らないご様子で、ファンの方がその大人しさに驚かれるから不思議に思ってしまうらしく…。 そのくらいこの乗馬クラブさんに来てからは(?)良い子にしているようです! 私もそこまでちゃんと追い掛けていたわけではないけれど、あそこまで大人しくなってるんだってことには本当にビックリでしたよ! ファンの方なら尚更でしょうね~。 調べたら現役時代に既に去勢済みだったそうなのでその効果なのかもしれませんが。 障害入りもして今年2018年の春先まで現役だったアッシュ君、まだまだ荒ぶっていてもおかしくないと思っていたのが全くの正反対でした(笑) 現在乗馬としてはまだまだ駆け出しの身で研修中のようですが、きっと今の彼ならみんなに愛される乗馬になれると思います! トレーニングを頑張ってより素敵なお馬さんになってね!! …というわけでオルフェーヴル産駒をますます応援してしまいたくなったのでした。 ★元競走馬・引退名馬めぐりをしています↓