あの名馬は今~2019年レッドレイヴンの現在~
他の競馬場だと走らないのに特定の競馬場だとやたら好走する穴馬っていますよね。
小倉といえばメイショウカイドウ、函館といえばやはりエリモハリアー。
彼らと肩を並べるほど重賞で好走していたわけではないですが、このお馬さんも巴賞では頑張っていました。
2016年巴賞の勝ち馬・レッドレイヴン。
2年連続巴賞で連対。
元々東スポ2歳Sではコディーノの2着、後のG1馬であるマイネルホウオウに先着を果たしていました。
青葉賞では1番人気に押されるほど期待されていましたよね。
そこから地道に2017年末まで頑張っていたレッドレイヴン。
先日そんなレイヴンに偶然会う機会がありました!
お目当てのお馬さんに会うついでに他の馬房を見て周っていたところにいた1頭がレイヴンだったのです!
何度か馬券を購入したこともあるお馬さんなのでこれは嬉しい再会でした!
今では乗馬として新しい馬生を歩んでいるようですね~。
乗馬として慣れてきたのか元々の性格なのか、とても人懐っこい感じの子でした。
柵越しにこんなドヤ顔のサービス(笑)
鼻筋を撫でても大人しく側にいてくれました♪
きゃわわ!!!
ちなみに2015年・2016年の巴賞は、名馬訪問記録最初の記事で紹介したあのリベルタスと一緒に走っていたんですね~。
リベくんの戦友に会うことが出来てこれまた嬉しいサプライズでした♪
(リベくんは私にとってはお馬さんにと触れ合う楽しさを教えてくれたお馬さんなのです)
レッドレイヴン、また会いに行くからね!
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あの名馬は今~2018年ダンツキャストの現在~
以前の記事でも書いたように、中央で活躍したような元競走馬を東京近郊で探そうとなるとけっこう難しかったりします。
関東圏だと大体茨城~千葉に集中しているのですが、都内からのアクセスを考えるとやはりそれなりに遠いんですよねぇ…。
なので基本的には前日から泊まりがけでお馬さんめぐりをしているのですが、今回は時間が非常に微妙。
午前中に予定があるから泊まるわけにもいかないし、でも午後から予定はガラ空き。
こんな日はやっぱりお馬さんに会いたいよ!!
いつものように千葉茨木方面ではなく神奈川方面でどうにか知っているお馬さんはいないかと探してみると…
いたーーーーー!!!!
それも私が大好きな幸英明騎手を背にG1に2度出走したことのあるお馬さんじゃないですか!!!
これは会わないわけには行かないだろってことでやって来たのは相模原にあるアン乗馬倶楽部さん。
高速を使ったのであっという間に着いてしまいました。
見学許可を頂いて早速厩舎の中へお邪魔してみます。
ちょうどご飯どきだったのかどのお馬さんたちもソワソワしていました。
…とそこにいたのが…
ダンツキャストだーーー!
最初はこんな感じで檻があってお顔がよくわからなかったのですが、親切なことにスタッフの方が檻を開けて頂いて。
こんな感じで触れ合うことが出来ました~!!ありがとうございます!!
ダンツキャストの名前は変わらず"ダンくん"と呼ばれて可愛がられているようです♪
阪急杯や函館SSなど2000~2003年にかけてG2・G3スプリント路線で活躍したダンくんはまだまだ若々しい姿でした。
お父さんはマイル王・ニホンピロウイナー。
ダンくんも同じ黒鹿毛ですね。
同世代でスプリント~マイル路線で活躍した名馬にはあのエイシンプレストンがいます!
ダンくんドアップだよ!
お目目クリクリで何よりも三日月の流星がとってもキレイなダンくん。
こんなにキレイな流星のお馬さんを間近で見たのは初めてでした。
三日月の流星といえば皇帝シンボリルドルフを思い浮かべますが、ルドルフよりも細めの三日月ですね。
触られるのはあまり好きではなさそう?だったのですが、兎に角大人しくてずっと傍にいてくれました。
威嚇してきたりってことも全くなかったです。
ダンくんは初心者でも安心して乗れるお馬さんだそうですよ!
乗馬初心者さんもダンくんに乗ってみてはいかがでしょうか!
↓アン乗馬倶楽部さんのHP↓
http://www.ann-riding-club.com
2019年現在のクラリティスカイ・ルネサンス棚倉乗馬クラブにて
今回やってきたのは福島県の棚倉にあるルネサンス棚倉乗馬クラブ。
ルネサンス棚倉リゾートスポーツプラザという宿泊設備も備えたスポーツ施設の中にある乗馬クラブです。
どうしてここにやってきたのかというと・・・2015年のNHKマイルカップの勝ち馬クラリティスカイがいるからです!!
2014年にデビューしたクラリティスカイは未勝利、いちょうSと連勝し、朝日杯フューチュリティSでも3着と好走したクラリティスカイは、翌年のクラシック戦線では弥生賞6着、皐月賞5着だったものの次走のNHKマイルカップを3番人気で制し、G1ホースとなりました。
これが最後の勝利でその後は勝ち鞍はありませんでしたが、ルネサンス棚倉乗馬クラブで乗馬になっているという情報を発見しやってきたけです。
参考:netkeibaクラリティスカイ戦績
あの名馬は今~2020年2月のネオヴァンドーム~
元競走馬訪問の際には引退名馬などを参考にしているのですが、先日引退名馬のページをチェックしていたら千葉県成田市のサイトウ乗馬苑さんにネオヴァンドームが加わっているではありませんか!
ネオヴァンドームは2010年のきさらぎ賞馬。2月に訪問するにはぴったりのお馬さんだしいっちょ会いに行ってくるかということで会ってきました。
事前に電話連絡しておいたサイトウ乗馬苑さんに到着してネオヴァンドームの見学にきたことを伝えると「あれがそうだよ」といわれ、放牧されている馬のところへ。でもなんか流星が違う気が・・・よくよく確認してみたら厩舎にいるのがネオヴァンドームでした。
食事中のネオヴァンドームにご対面。
食事中だと近づいても見向きもしない馬が多いのですが・・・
顔をあげてくれました!
でもなんかすごい目でこっちを見てる!
何しに来たんですかみたいな目です。でも噛んだりはしないしとっても穏やかでした。お腹が満たされていたからかな?
何か食べ物をもらえると思ったんでしょうか。
しかし何もあげられないんだ。ごめんよ。
引退名馬のプレート。
重賞勝ちはきさらぎ賞のみですが、オープンの都大路Sを連覇しているようです。
しばらくするとまた食事に戻ったネオヴァンドーム。
この角度からだと目はギロっとしてませんね。とってもかわいらしいです。
最後に食事に夢中な写真を撮らせてもらいました。どうぞお元気で。
見学の際は引退名馬のネオヴァンドームのページを参考にどうぞ。
あの名馬は今~2019年ナリタタイシンの現在~ベーシカル・コーチング・スクール
平成5年の牡馬クラシック3強の一角を形成し、皐月賞を制したナリタタイシン。
今でこそすっかり三強として定着していますが、実は皐月賞前まではビワハヤヒデとウイニングチケットの2強でナリタタイシンは伏兵といった評価だったんですね。
当時のオッズを調べてみるとビワが単勝3.5倍、チケットが2.0倍なのに対してタイシンは9.2倍。
この2強を抑えて皐月賞を制したことで3強として認識されるようになったみたいです(リアルタイムで見てない)。
そんなナリタタイシンはダービーも3着と好走。菊花賞は大敗したものの目黒記念を制し、天皇賞春でもビワハヤヒデの2着に入るなどこれからというところで骨折、下痢、屈腱炎などが続き、翌年の宝塚記念で大敗したのを最後に競走馬引退となっています。
引退後は父リヴリアの後継として期待されましたが産駒が活躍せず引退・・・現在は日高町のベーシカル・コーチング・スクールで余生を過ごしているということで会いに行ってきました!
ベーシカル・コーチング・スクールへ
調べてみたらベーシカルコーチングスクールは競走馬育成の専門牧場だそうで、1歳の馬を預かって調教をされているみたいです。そんな馬たちの中にタイシンがいるとは。
見学は事前連絡が必要で申し込みをしておいたので指定の時間に事務所へ。
事務所で必要事項を記入したあと、放牧地の近くでナリタタイシンが出てくるのを待ちます。
出てきましたナリタタイシン!!
スタッフの方が放牧地の前に連れてきたらテンション上がりまくり。放牧地に放されると場所が決まっているのか1箇所だけ草の無い場所でごろんと寝転がって砂浴び。
そのあとは放牧地を走り回る!
少しアバラが浮いている感じはありますが、動きはめっちゃ元気!!とても今年29歳になるとは思えませんでした。
でもその後は草を食べるのが忙しいみたいでしらんぷり。
ひたすら草を食べるタイシン。
場所を変えてまた草を食べる・・・
食べる食べる。
ずーっと草を食べていました。
近くで触れ合えなかったけどナリタタイシンがそういう気分らしいので仕方がありません。
ビワハヤヒデ、ウイニングチケットともども元気で過ごしてもらいたいものです。
ウイニイングチケットの記事はこちら↓
見学の際は引退名馬のページを参考にどうぞ。
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あの名馬は今~2018年アットウィルの現在~
先日の大阪栗東奈良方面名馬めぐりで再会したこちらの二頭に続いて…
2012年にデビューしてから2017年まで主にスプリント路線で頑張っていたお馬さんの現在をご紹介します♪
この日やって来たのは大阪府貝塚市にある2016年にオープンしたばかりの乗馬クラブ・ハーモニーファーム野のはなさん。
西日本最大級の屋内馬場が魅力のとても綺麗&広~い乗馬クラブさんでした。
当初は見学者専用コースだけを周って終了するところだったのですが、ダメ元で馬名を出してみると何とありがたい事に会わせてもらえることに…!
あの名馬は今~2019年サクラメガワンダーの現在~
先日ご紹介したサクラローレルの近況ですが、新和牧場さんにはこんな名馬も一緒に暮らしていました。
https://www.youtube.com/watch?v=csSjR4SYC4Q
サクラメガワンダー。
両親の名前がこれほど綺麗に収まっている名馬も珍しいですよね(笑)
G1では中々タイトルに手が届かなかったものの、古馬になってからは堅実な走りを見せていました。
ドリームジャーニー、ディープスカイ、カンパニー、スクリーンヒーローという豪華なメンバーが揃った宝塚記念では勢いに乗って2着という大健闘ぶり。
現役を引退して種牡馬入りもしたサクラメガワンダーは、現在のんびりと生まれ故郷の牧場で暮らしていました。
サクラローレルのお隣で綺麗な栗毛をなびかせていたのが…
サクラメガワンダー!!!!
草を食べるのに忙しかったにも関わらずすぐに近寄ってきてくれました!
ただメガワンダーくん、草を食べるのが下手くそでそこがなんとも愛嬌があってとっても可愛かったんですよー(笑)!!
草を探して…
根っこのついた草をみつけたメガワンダー。
土まみれの根元を食べたくないばかりにブンブン振り回すという(笑)
↑は根元を取ってあげようとしている図。
もちろんこちらに土がめちゃくちゃ飛んできます(笑)
かと思えば靴に興味津々でガジガジし始めたり…
眠たくなってきたのかあくびをしたり(笑)
とにかく愛嬌たっぷり!!!
人懐っこくてとっても可愛かったー!!!
そういえばメガワンダーくんの子供であるユウキビバワンダーが障害路線で頑張っていますね。
代表産駒として重賞でも活躍出来るよう、どうか無事に帰ってこられるように…お父さんであるメガワンダーくんにも活躍を見守っていてほしいものです。
また会いに行くからね!元気でやるんだぞー!
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あの名馬は今~2019年アデイインザライフの現在~
日本競馬史に残る騎手が持つ偉大な記録は幾つもありますが、JRA全馬場重賞制覇もそのうちの1つだと思います。
文字通りJRAの全10競馬場で重賞を制覇することです。
今のところそれを成し遂げた騎手は5人で、昨年秋山騎手が5人目となりましたね。
その4人目である横山騎手にこの記録をプレゼントした馬がいました。
https://www.youtube.com/watch?v=Lvgb9emTYmA
2016年新潟記念の勝ち馬・アデイインザライフ。
3歳時は京成杯・弥生賞共に3着と元々力のある馬でしたが、重賞を初制覇したのは5歳になってからでした。
その後は振るわず昨年引退となってしまいましたが、競走馬を引退した彼は現在乗馬として新たな馬生をスタートさせていました!
やって来たのは御殿場にあるオリエント馬事センターさん。
競技場では何頭かのお馬さんがレッスン中。
…と、そこへ我々の目の前を颯爽と駆けて行ったお馬さんが…。
この流星は間違いない!!アデイインザライフだー!!!
レッスンが終わるのを待って馬房まで行ってみると…
たくさん運動して満足したアデイくんが(アデイくんと呼ばれて可愛がられているようです)!!
乗馬になってもアデイインザライフの名前は変わらず。
先ほど乗られていた方が親切に写真を撮りやすいようにして下さいました(感謝)
アデイくんの第一印象は…実物を見てみるとやはり大きい!
私の中でのディープ産駒といえばやはりリベくんなのですが、リベくんより大分大きい!!といったところでしょうか。
先ほど乗られていた方曰くとても乗りやすくていい子だそうです。
確かに気性が荒そうな感じはしないし、お目目がパッチリでとっても可愛い♪
カメラ目線もしっかりキメてくれるいい子です(笑)!
扉も開けていただいてさらに写真を撮りやすいようにしてくださいました!
ファンの方が既に何人か会いにこられているそうで、今も人気者なのがわかるアデイくん。
すっかり新しい環境にも馴染んで乗馬として立派にお仕事を務めていました。
ニンジンをあげても大丈夫だそうなので、ファンの方は是非会いに行ってあげてくださいねー!!!
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あの名馬は今~マヤノトップガンの2019年現在~優駿メモリアルパークにて
97年の天皇賞春、外から鮮烈な末足でサクラローレル、マーベラスサンデー以下を撫で切ったあの馬。
覚えている人も多いでしょう。マヤノトップガン。
3分14秒4というタイムに驚愕したのを覚えています。
それまではG1馬ながらも人気を裏切ったりムラの多い走りでしたが、後方待機策でさらに覚醒したといった感じでした。
その後さらなる飛躍が期待されたマヤノトップガンえしたが、調教中に屈腱炎を発症したために引退となりました。
種牡馬としては大活躍した産駒はいないもののコンスタントに活躍馬を出し、チャクラが後継種牡馬に!
そんなトップガンが種牡馬引退後、優駿メモリアルパークで余生を送っていると知って見学に行ってきました!
優駿メモリアルパークの入口付近。オグリキャップの像がお出迎えしてくれます。
奥へ進むと優駿記念館が見えてきます。
中ではオグリキャップの記念グッズなどが販売されていますが、マヤノトップガンに会いに来たので中には入らず周囲を見渡してみると・・・
トップガンキター!!
記念館向かって右側の放牧地にマヤノトップガンがいました!!
体調や天候によって放牧されないこともあるとのことでしたので会えるかどうか心配でしたが、この日は天気も良くトップガンが放牧されていました。
でもトップガンは草を食べるのが忙しいようで、こっちには見向きもしません。
けっこう人の往来があるから、少々人が通っても気にならなくなったんでしょうね。
尻尾をぶんぶん振りながら草を食むマヤノトップガン。
とってものんびりした雰囲気ですが、ものすごい勢いで草を食べてます。
こちら側に少し顔を向けてくれました。相変わらず草を食べ続けてますが・・・
タイトルを争ったサクラローレルともども長生きしてもらいたいものです。
★元競走馬・引退名馬めぐりをしています!
優駿メモリアルパーク・優駿記念館
住所:新冠町朝日276-3
優駿メモリアルパーク内の優駿記念館は3月末ぐらいから11月頭ぐらいまで開館しているようで、その期間はマヤノトップガンの見学も可能なようです。
正確な期間については競走馬のふるさと案内所でご確認を。
直接訪問可能ですがマヤノトップガンは天候や体調によって放牧されていないこともあります。
あと、間違って優駿スタリオンステーションに入ってしまわないようご注意を。
2019年11月5日追記
2019年11月3日に永眠したとのこと。どうぞ安らかに。
【マヤノトップガン天国に旅立つ】3歳にして1995年の有馬記念を制すなど数々のビッグタイトルを獲得競馬BEAT解説者•坂口正大元調教師が管理し、競馬ファンに愛された名馬マヤノトップガンが11月3日(日)老衰のため27歳で天国へと旅立ちましたどうぞ安らかに。ブライアンと会えますように! pic.twitter.com/ATszYSKc4N— カンテレ競馬 (@ktvkeiba) November 5, 2019
あの名馬は今~2019年キョウエイボーガンの現在~
"坂路の申し子"と呼ばれた2冠馬・ミホノブルボンがこの世を去って早2年以上が経ちましたが、ブルボンと同期で神戸新聞杯勝ちのあの名馬は今も元気に暮らしていると聞き…先日会いに行って来ました!
訪ねたのは群馬県吾妻郡にある乗馬クラブ、乗馬クラブアリサさん。
すごくアットホームな雰囲気で、人懐っこい黒猫ちゃんがずっと我々の後を付いて周ってくれました(笑)♪
引退名馬に登録している名馬で、事前に連絡をしていたためすんなりと案内してもらえました。